■感想など■

2011年02月04日

[PAIN]『Piece.01』「にくらしいあなたへ…」〜あなたが抱いてくれるなら〜

■■【2】■■

 素裸になり、ベッドの端に座った彼の両脚の間に跪くと、彼女は自分が彼だけに仕える奴隷か召し使いのように感じて、倒錯的な想いにかられてしまう。傅(かしず)き、降伏する事によって「彼に征服された至福」を感じてしまうのだ。
 誰に抱かれようと、誰に『精』を注ぎ込まれようと、今この時、自分は彼だけのモノであり、彼は自分だけのものなのだ。
 そういう想いである。
 彼女は丁寧に彼のズボンのファスナーを開けると、それがこの世で一番大切な宝物のように、情欲で濡れた瞳で見詰めた。
「ふあっ……くふっ……う……んんっ……」
 愛しそうに舌をはわせ、はむはむと唇で甘噛み、舌全体で頭に溜まったぬめりを嘗めとってゆく。
 溜まった恥垢を奇麗に嘗め、飲みこみ、大きく口を開けて彼を向かい入れる。喉の奥まで彼を誘うと、上顎のこりこりした部分で刺激しながら、たっぷりと唾液をまぶして抜き出した。それらを全て、愛しくて愛しくてたまらない、したくてしたくてたまらない、といった感じで繰り返すのである。今の彼女を見れば、おそらく誰もが彼女をインフォマニア(多淫症)だと思ってしまうに違いなかった。
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