■感想など■

2011年12月05日

【ボクキミ】6

■■【6】■■

「なんだよ歯切れ悪いな」
「ええと……」
「言えよ。いいから」
「……その……キスによる魔力補給には、『激烈なる快美感(オルガスムス)』が伴うんだって」
「は?」
「だから、その、キスすると、その、えっちしたときみたいなものすごくきもちいいかんじになるんだって」
「……棒読みすぎんぞオマエ」
「だ、だってボクまだそんなの経験したことないもんっ! カナちゃんもでしょ!?」
「カナちゃん言うな」
 顔を真っ赤にしながら抗議する優也に、だが哉汰は賛同する事が出来なかった。
 なぜなら、さっきの路地裏でのキス。
 あれはちょっと触れただけなのに、なんかすげー気持ちよかったのだから。
「そ、それにパートナーが異性な事が多いのにはもう一つ大きい理由があって……」
「あ〜〜……なんかもう、何聞いても驚かねぇ」
「神経細胞が密集している感覚受容体が、数多く集中している部分……って、顔だけじゃないでしょ?」
 言いにくそうに顔を真っ赤にしたまま、優也はちらちらと上目遣いに哉汰を見た。
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