■感想など■

2012年02月06日

【ボクキミ】15

■■【15】■■

 二日後の金曜日の夕刻。
 いつものように商店街の路地裏でめくるめく官能の時間を……もとい、大切な魔力補給を済ませた二人は、いつものように、誰に見咎められる事もなく帰路についていた。
 今日でこの「路地裏キス」も既に7回目を数え、二人ともすっかりその行為に慣れた。最初の頃のような緊張感や、誰かに見られるかもしれないという差し迫った危機感は、今となってはほとんど無くなっていると言っていいほどだ。
 そして、路地裏ではユウの「その方が効率良く上質な魔力が補給出来るから」という言葉を信じ、「乳吸い」も常習的に行うようになっていた。
 唾液を混ぜ合い、交換し合う、舌を絡ませるディープキスの後、ユウはビスチェ風コスのカップ部分をずりさげて両乳房を恥ずかしげに“ぼゆん”と剥き出し、哉汰はすぐに左右の乳首へ順番に何度もキスをし、舌を這わせ、甘く噛む。魔石による電磁波遮断域であるのをいいことに、ユウは特に抑える事もなく甘ったるい矯声を上げ、時折、母親が愛しい子に乳をあげながらそうするように、哉汰の髪を優しく何度もまさぐった。
 そして哉汰は、最初の頃はあれだけ抵抗を感じていたはずの背徳的行為に、すっかり没入していた。
続きを読む

★足跡代わりにポチッとしてってくださいな★