■感想など■

2012年02月27日

【ボクキミ】18

■■【18】■■

 結局、その後も優也とは連絡が取れず、繋がるのは留守番電話サービスばかりだった。
 そのため、帰宅した哉汰は夕御飯までの時間を使い、今度は自宅の方に電話をしてみることにした。
 実は、今まで直接優也の家に行った事はあっても、こうして自宅に電話した事は滅多に無い。優也に用がある時は、直接彼のケータイにかけていたからだ。
 壁の時計を見れば、6時半を少し過ぎたところ。
『さすがにこの時間なら……』
 緊張気味に優也の自宅番号を呼び出して、コール2回。
 相手はすぐに出た。
【はいは〜い。朋坂でーす! どなたー?】

 やたらと脳天気な声。

 女子高生みたいな口調。

 間違いない。
 優也の母、朋坂真美(ほうさか まみ)だった。
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