■感想など■

2009年04月28日

[異種姦-触手] 「いつまでもどこまでも」〜はじめてのパパとママ〜

■■【2】■■
 未宇は、『アカデミー』内にある住居区の部屋に入ると、すぐに両手に抱えた球体を“たーくん”専用のベッドの上に乗せてから肩から下げていたバッグを勉強机の上に放り投げた。
 この部屋は、アカデミー側から特別に未宇と“たーくん”にあてがわれた共同住居であり、未宇が言うところの『愛の巣』だ。
 もっとも“たーくん”は、少女がそう呼ぶ事をひどく嫌がったけれど。
【…ひどいなぁ未宇ってば…】
 球体が音も無く『パカリ』と開き、美しい緑色をした透明な物体が“とろり”とベッドの上に流れ出す。
 “たーくん”専用のベッドは“たーくん”の体みたいなプルプルのゼリーで満たされていて、いつだったか地球のレストランでパパとママと食べたフルコース・ディナーのデザートのようだった。
 あの時のデザートは、確かクランベリー・ゼリーだった気がする。【本当に投げること無いじゃないか】
 ぶちぶちと、拗ねたような『声』に未宇は振り返ると、可愛らしい舌で「べぇ」としてみせた。
「たーくんが悪いんだもん。“妻”に不審を抱かせるのは、全部“夫”が悪いんだって、ママが言ってた」
【ボクと未宇は、まだ夫婦じゃないよ】
 ベッドの上の「ゼリー」が“のたり”と動き、黒真珠みたいな美しい眼が“きょろっ”と正面に立つ未宇を捉える。
 空気を震わせる「音」としての情報伝達手段を、“たーくん”は持たない。
 だから未宇には、内耳に埋め込まれた広域文化圏共通翻訳機が受け取った思念波を通してしか、彼の意思を知る事は出来なかった。
「もうすぐなるから一緒じゃない」
【けどさ】
「けど何?……“たーくん”は未宇とケッコンするの、嫌なの?」
【…そうは言ってないじゃないか…】
「やっぱり、同じ種族じゃないと嫌になった?こんな未宇とじゃ、赤ちゃん作れない?」
【未宇…】
 悲しそうに微笑む未宇に、“たーくん”は“ぷるるっ”とその身を震わせた。

 未宇と“たーくん”は、種族が違う。

 未宇には、頭と体と両手と両脚がある。
 でも“たーくん”はプルプルのゼリーみたいな頭が体で、8本あるキラキラと透き通った触手の、いったいどれが手でどれが脚なのかわからない。
 未宇の頭には、目と耳が二つずつと、鼻と口が一つずつある。
 でも“たーくん”にはピンポン玉くらい大きくてビーダマみたいに真っ黒な眼の他に、紫色のちっちゃな複眼が5つもあって、耳と鼻は無いけどその代わりに口が3つもある。
 1つはビーダマみたいな目の下にある短いチクワみたいな口吻がそれ。
 で、あとの二つは触手の中でも比較的他のものより太い触手の先端に、針で突いたみたいにちっちゃい穴がポツンと開いているのがそうだ。
 “たーくん”の頭…というか体は透き通っていて、内臓らしい内臓が無い。所々に球体が浮いていて、それが時々、赤とかオレンジとか黄色に光っているのが綺麗だった。

 組織組成も進化系統も全く違う種族の二人だったけれど、互いを想う気持ちはホンモノだった。
 少なくとも未宇はそう思っているし、“たーくん”もそうだと言ってくれる。
 二人は許婚だけど、未宇はまだ
「結婚するということ」
「子供をつくるということ」
 それらをちゃんと、正確に、本当に理解しているかと問われたら、正直、「わかんない」と答えるしかない。
 でも、「二人の愛の結晶」という言葉は、まったくもって素敵で可憐で、何度舌にのせても胸がドキドキした。
 だから、これっぽっちも怖くないし、疑問に思ったりもしていない未宇だった。

 「子供をつくる」ということは、つまり「双方の遺伝形質を受け継いだ後継者をつくる」ということ。
 今の時代、同じ炭素系生物であれば子供を作るのはさほど難しい事ではなかった。
 生物を構成する肉体の組成は、根本的には似たような構造だったし、その体内には必ずと言っていいくらい、次の世代に自分の形質を伝える機構を持っているため、地球で『遺伝子』と呼ばれてる“マトリクス”さえ発見し解析が出来れば、基本的にはどんな生物とだろうと、遺伝因子の変換と再構成で両方の形質を受け継いだ、いわゆる『子供』を作る事は可能なのである。
 実際、宇宙広域文化圏の銀河文明種には、いくつもの種族の形質を取り込んだスペシャル・ハイブリットが数多く存在する。
 未宇と“たーくん”のような、進化系統がまるきり違う異種カップルも、『アカデミー』にはごく普通に存在しているのである。
【ボクは、ケッコンするなら未宇とがいいよ】
「“たーくん”…」
【んと…違うな。未宇だから、ケッコンしたいんだ】
 惑星連合には地球で言われるところの、純粋な意味での「結婚」という制度は無いけれど、逆にそれをあえて咎める法も無い。
 だから未宇は、大好きな“たーくん”との子供が欲しいなと思った時、「結婚」して「夫婦」になりたいと思ったのだ。
 一生を添い遂げる、かけがえの無い「家族」に。
 大好きな、今はもういないパパとママのように。
「じゃあ……あの…今日も、ちゃんと、愛してくれる?」
 未宇は“たーくん”の前に立つと、顔を真っ赤にしてもじもじとワンピースの裾を両手で弄った。
【…うん】
 “ぷるっ”と“たーくん”の体が震えると、透明な2本の触手がするすると未宇に伸びた。
 だぶだぶのワンピースの背中に手を伸ばして、未宇はファスナーを引き下げる。そうして身を屈めて短い袖から両手を引き抜くと、“たーくん”の“手”が胸のおっぱいに触れるのを待った。
 “ゆさっ”と揺れる未宇のおっぱいは、細い体にはひどく不釣合いなほど大きくて、地球の南半球の島などに自生している椰子の木の実くらいもある。重力制御されている『アカデミー』だから未宇のような細い体躯の女の子でも普通に歩く事が出来ているけれど、もし地球と同等の重力下ではバランスを崩してしまうに違いない。
 もっとも、未宇も“たーくん”も、ひょっとしたら重力制御されているがために、ここまで成長してしまったのかもしれない…と思わなくもないけれど。
 そんな未宇は普段、ブラをしていない。
 もちろん、0.8Gの元でも、体躯に対して大き過ぎるおっぱいは十分に重量を感じるし、時に重たくて仕方ないこともある。肩の筋肉は張るし、背筋は攣ったように痛んだりする。
 でもそれは、“たーくん”に「ジュース」を胎内に注がれるまでの話だった。
 “たーくん”の「ジュース」は、未宇の全身をいつも最高の状態にケアしてくれるから。
「ん…」
 ひんやりとした“たーくん”の緑の触手が、未宇の胸にたっぷりと実った特大おっぱいに“ぺとり”と張り付く。
【…大きくなったね】
「ぅんっ……だって…毎日“たーくん”が可愛がってくれるもん…」
 とろけるような笑顔で、ベッドの上の愛しい彼におっぱいを差し出すようにして前傾した未宇は、白いワンピースを“きゅっ”と握り締めながらうっとりと言った。
【もうすぐミルクも出るね】
 未宇のおっぱいは、少女の体は細いのに乳肉がたっぷりと実っているため、相対的にものすごいボリュームに見えた。数ヶ月前は小豆ほどだった乳首は、乳房の肥大化に伴って、今では未宇自身の小指の先くらいの大きさにまでなっていた。
「未宇の卵細胞もちゃんと熟してるよ。いつでも“たーくん”との赤ちゃん…産めるよ?」
 そう言いながら、未宇は体を揺すって“ゆさゆさ”とおっぱいを揺らしてみせた。“たーくん”の触手はおっぱいが揺れ、乳首が跳ね回っても張り付いたまま離れない。パンケーキみたいにパンパンに張り詰めた乳暈が、“たーくん”の触手から滴る粘液でクリームを塗ったみたいにてらてらと光っていた。
【そうだね…未宇のおっぱいが熟したら、そうしたら…】
「そうしたら、未宇に種付けして妊娠させてくれる?」
【…未宇は女の子なのに、どうしてそういう直接的な表現するかなぁ…】
「だって…ハッキリ言わないとすぐに“たーくん”って誤魔化しちゃうんだもの…」
 拗ねたように未宇が言うと、苦笑したような思念波が“たーくん”から伝わってくる。と同時に、“たーくん”の触手が太く大きく勃起し始めた乳首に“にゅるっ”と巻き付き、何度も擦り上げた。
「んぅあっ!…やっ…やんっ…」
 たったそれだけで、未宇の全身を電気のようなものが走り抜ける。
 ブラウスのファスナーを下ろす前から十分に潤っていた未宇の太腿の付け根の若い亀裂は、今ではたっぷりと濡れて、透けた薄い水色のパンツから“ぷっくり”とした可愛らしい姿を浮かび上がらせていた。
「ぁ…あ…あ…ぁ…」
 乳首に取りついた“たーくん”の触手から何十本という繊毛が生まれ、それがするすると伸びて乳首の“中”へと“入って”くる。乳腺まで入り込んだ繊毛は根を張るようにして椰子の実のように大きなおっぱい全体に広がり、“たーくん”の体内で生成された特別ブレンドのジュースが未宇のおっぱい内部全体に染み渡る。
 そのジュースは、こうして未宇の乳腺を発達させ、おっぱいを肥大化し、やがておっぱいを、これから生まれてくる“たーくん”の子供達の「仮住まい」として過不足無いように整えてきたのだ。
「ここに…未宇と“たーくん”の赤ちゃん達が入るんだよね?…」
 未宇はうっとりとした顔で、自分の手ではとても掴みきれないほど豊満に実った重たいおっぱいを見下ろした。“たーくん”の触手が張り付き、極細の繊毛が入り込んだ乳首には少しも痛みは無く、それどころかジンジンとした甘ったるい快美感だけがおっぱいから全身へと広がっているのがわかる。
【怖い?】
「ううん…嬉しいの…赤ちゃん達が未宇の子宮(おなか)で産まれて、未宇のおっぱいで育つのには変わりないもの…」
【そう言ってくれると…ボクも嬉しいな】
「あぁ…早く“たーくん”の赤ちゃんが欲しいよ…でも、いっぱいいっぱい産まれるんでしょ?…おっぱい…壊れちゃわないかな…?」
【そのためにここまで大きくしたんだよ。…ちょっと予想より大き過ぎる気もしないでもないけどね】
 “たーくん”の種族の赤ん坊(幼生体)は、母体の卵帯(卵管の変化したもの)で産まれた際にはたった3ミリ程度しか無い。そして数日間、子宮(育成)嚢に留まった後、体内にある「乳嚢」と呼ばれる濃密な栄養液の詰まった特別な臓器へ移り、そこで母体から栄養と酸素と窒素を摂取しながら体長が1センチほどになるまで生活するのだ。
 残念ながら地球人には「乳嚢」が無いため、未宇はそれをおっぱいで代用することにしたのである。
 ただ、一度に産まれる子供は40〜60体ほどにもなるため、14歳らしい“ささやかな”未宇のおっぱいを、その体躯には有り得ないほど巨大化する必要があった。それには性的な刺激と共に、“たーくん”の星のテクノロジーでおっぱい(乳腺)に直接干渉して「肉体改造」しなくてはならなかったのだ。
 幼生体が中に入り込み、そこで成長して出てくるまで、未宇のおっぱいは今よりも数カップ大きくなるだろう。
 ただでさえ細い体躯には不釣合いな大きさなのに、今の一回りも二回りも大きくなったら…。
「未宇…今、おっぱいがFカップもあるんだよ?…赤ちゃん達が大きくなったら、未宇、Iカップくらいになっちゃうかもしれないよぅ…」
【ボクのカプセルと同じくらいに膨らんだりしてね】
「やだぁ…」
 二人は“たーくん”のベッドの上に転がる、彼専用の移動用カプセルを見て、そしてどちらからともなく苦笑いを交わした。
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