■感想など■

2009年09月20日

第23章「ボクたちの選択」

■■【2】■■
 みっちりと中身の詰まったおっぱいを、健司がぺろぺろと嘗める。
 とろとろと『蜜』を滲ませ、垂れ落ちる膣内を、彼が丁寧に嬲る。
 こんなにも気持ちよくしてもらう一方でいいのだろうか?
 自分も何かしてあげないといけないのではないだろうか?
 それは不思議な感覚だった。
 いや、むしろ自然なことだったのかもしれない。
 桂はいつしか右手を伸ばし、健司の硬く屹立したモノを軽く握っていた。
「あぁ……熱い……」
「け……けーちゃん……」
 “きゅきゅ”と握り込めば、先端からぬるぬるとした粘液が垂れ落ちているのがわかった。
「けんじ……ぬるぬる……してる……」
 気持ち悪いとか、汚いとか、全く思わなかった。
 今からコレが自分の体の中に入る。
 入ってきてくれる。
 気持ちよくしてくれる。
 そういうオンナの気持ちの方が強かったのだ。「きもち……いい? ……」
 “にゅる……にゅる……”と、先端から溢れ出る粘液を手の平に擦り付けて、今度はその粘液をローションのように使ってモノを扱く。
「う……うん……」
 白い肌の小柄な少女が、全身をピンク色に染めて自分のモノを恥ずかしそうに扱いてくれている。
 正直に言えば、ぎこちないがゆえにちょっとだけ痛かったけれど、そんな事を言うと罰が当たりそうだった。
「んっ……んっ……ふあっ……」
「あぁ……けーちゃん……」
 互いの性器を嬲り、口付けを交わし、唾液を飲み、舌を絡ませる。
 全てが溶け合うような官能……。
 唇にも舌にも頬の内側にも、そして歯茎にまで、こんなにも官能が潜んでいるなんて、今まで考えもしなかった。
 下唇を舌で“つう……”となぞられるだけで背筋がゾクゾクした。
 恐る恐る伸ばした舌を“ちゅううっ”と吸い上げられるだけで腰が震え、あそこが潤んだ。
 右手に握った健司のモノがピクピクと動いている。
『あぁ…………入りたいの? ワタシの中に入りたいの? 入れたいの?』
 口付けの合間に吐息を吐いて、潤みきった瞳で彼を見上げる。
 彼も、自分を見ていた。
 それで十分だった。
 求めているものは、二人とも同じなのだ。
 繋がりたい。
 体の中に入りたい。
 体の中に入ってきて欲しい。

 ――一つになりたい――……!! ……

「ひんっ……」
 “ちゅるっ”と膣内から彼の指が引き抜かれ、健司の唇が喉、おっぱい、お腹……と下がってゆく。
「……あぁ……」
 “はふっ……”と吐息が唇を割る。
 今から彼が何をするのか。
 正直言えば、何もわかっていなかった。
 けれど、彼が桂の立てた膝を押し開くようにして股間を光の下へとあからさまにしてしまうと、理解せざるを得なかった。
『なめ……られる…………の……? ……』
 果たして、彼は桂の太腿を肩に担ぐようにして、少女の楚々とした恥部に顔を埋めていったのだった。
『ああ……でも、これ……どこかで……』
 既視感(デジャヴ:Deja-vu)……いつかどこかで、ワタシは今のように健司にされていなかっただろうか?
 桂はそう思いながら、右手の中指を噛んだ。

 桂の可愛らしいお尻の下、床(?)の上には、小さな水溜りが出来ていた。
 少しねっとりとして、少し濁った、粘液の水溜りだった。
 仰向けに横になって潤みきった目で宙を見つめていた桂は、涙のいっぱいに溜まった瞳を“ぎゅっ”と閉じ、声の漏れそうな唇を引き結んだ。
 気を抜くとたちまち甘い甘い甘い声が、とろとろにとろけたアソコから滴る蜜汁のように、だらしなく流れ出してしまいそうになる。
「んっんっんっんっ……」
 リズミカルに、しゃくりあげるように繰り返される短い呼吸は、口元を抑えた左手の中から聞こえてくる。
 “びくっびくっびくっ”と体が震えるたびに、股間から“くちゅくちゅ”と密やかな水音が立つのがわかった。
 押し広げられ、膝を曲げたまま大きくVを描いた両脚が、健司の動きに合わせるようにゆらゆらと揺れる。
 視線を下げてしまえば、そこには彼の丸刈りの頭が見えてしまうため、桂はただひたすらに宙を見つめるしかない。
 彼が自分の股間を貪っている光景を見るのは、やはり、ひどく恥ずかしい。
 それに、口や鼻や、顔の全てを股間に擦り付けられている気がする。野卑に彼の舌が大陰唇を掻き分け、小陰唇をくすぐり、尿道口や膣口などの『秘口』を突付く。包皮に包まれた淫核を包皮の上から嘗められ、唇で甘噛みされ、“くちゅくちゅ”と音がするくらい唾液をまぶして捏ねられれば、桂はもう涙をこぼして泣きじゃくるしかなかった。
「声……出してよ」
 不意に健司の請う声が耳に届く。
 この言葉も、いつか聞いたような気がした。
 桂は“いやいや”と首を振り、いっそう硬く唇を引き結ぶ。
「まだ、恥かしい?」
 どうして、そんな当然な事を聞くのだろう?
「んんっ!! ん〜〜〜っ〜…………っ……」
 “にゅるん”と、滑らかでしなやかで柔らかいものが膣口をくぐり、複雑な襞を成す内壁を“ざらり”と撫でる。
 舌を差し込まれて、桂が弱い“お腹側”を何度も嘗め上げられた……と気付く頃には、彼女の意識は白濁に染まり始めていた。
「んっ……んっ……んふっ……んっ……」
 “ぴちゃぴちゃ”と、子猫がミルクを嘗めるような水音が脚の間から聞こえる。アソコから漏れ出た粘液を嘗められ、彼の味蕾(みらい)でその味を確かめられている。その恥かしさに桂の全身が赤く染まり、たちまち彼女の濃厚な“オンナの香り”が立ち昇った。
「……ぃっ……ひぅ……」
 水溜りはお尻の下にある。
 洪水だった。
 水浸しだ。
 たっぷりと濡れ、溢れ出し、滴った蜜液が、見えない床に垂れて溜まっているのだ。
 嘗めても嘗めても一向に止まらず滲み続ける蜜液を、彼は一心に舌で嘗め取ろうと躍起になっているようだった。
 それが、責め苦となる。
 腰が自然と動き、くねり、ひくつく。
 早く挿入して欲しいのに、早く彼の肉を入れて欲しいのに、いつまで続けるつもりだろうか?
「ひっ……」
 しゃくりあげるように白くなめらかな腹が波立ち、大きく盛り上がって強烈な自己アピールをしているおっぱいが“ゆさゆさ”と重そうに揺れた。
「声が聞きたいな……」
 請う声が、切なそうに響く。
 それは彼の“甘え”の“音”だった。
「……あっ……やっ……やだっ……」
 “ぷちゅ”と口を陰部に被せるようにしてつけたまま、健司の大きくて無骨で、それでいて優しい両手が桂の豊満な乳房に取り付いた。その手が、緩慢過ぎるほどゆっくりと、優しく優しく、まるでガラス細工を扱うような手付きで丁寧に揉み立てる。
「……ぁ……あっ……ぁぁ……」
 もっと強くしても良いのに……と思うものの、桂はそれを口にする事が出来ない。
 自分からねだるなんて、そんな恥ずかしいことが出来る筈がないのだ。
 さっきの「抱いて」なんて言葉だって、本当に死ぬ思いで口にしたのだから。
 そう思いながらも、きっと健司は、桂が自分から望むのを待っているのだと気付いていた。
 だから、単調な同じ動作ばかりを繰り返すのだ。

 なんていぢわるでずるい男なんだろう!!

「ちょ……ちょっと……待ってっ……てっ……のに……」
「……けーちゃん……『ちょっと待って』……って可愛く言ってくれたらやめてあげる」
 股間に口をつけたまま話す事で、小陰唇と淫核が彼の声に震える。
 その刺激に腰がうねり、桂は「ふあんっ!」と声を上げて仰け反った。
「…………うっ……ひ……卑怯……」
「言ってよ。『お願い。ちょっと待って』って」
「ずるい……ずるい……」
 “びくりびくり”と腰を震わせながら、桂は胸を揉み立てる健司の両手に自分の手を重ねた。
「そう? どうする?」
「…………ちょ…………ちょっと待って……」
「ん?」
「……お……おねがぁ……い……ちょ……ちょっと……ま……ってぇ…………」
「う……」
 鼻にかかった甘ったるい声で懸命に訴えると、不意に健司は顔を顰め、身を起こして桂を“ころん”とうつ伏せにした。
「な……なに……? え?」
 世界が回転し、重たい乳房が胸と見えない床に挟まれて“むにゅう”とつぶれ、桂は身じろぎした。
 汗と蜜液で滑り、ぬめり、べたべたする床の上で、少女は釣り上げられたウナギのように身をくねらせて、涙に滲む瞳で背後の影を仰ぎ見る。
 愛しいはずの彼が、巨大な質量を感じさせるモノとして自分に覆い被さっていた。
「……我慢できなくなった」
「そんっ……あっ……」
 “ぐいっ!”と強引にお尻を引き上げられ、桂は彼にそのお尻を捧げる格好にされる。
 それは、ケモノの姿だった。
 メス犬がオス犬に組み伏せられ、交尾を請う恥辱の格好だ。
「あぁっ……!!」
 すぐに“くちゅり”と、彼の指が後から豊かな尻肉を掻き分け、熱い肉の狭間に挿し入れられる。後蕾を指の腹で撫でられ、そのまま場所を確かめるように“くにくに”と大陰唇をも分けて、指は膣口を探り当ててそこを突付いた。
「ひんっ……」
「けーちゃんが悪いんだよ」
 彼は苦しげにそう言うと、身を起こし“にゅるっ……にゅるっ……にゅるっ……”と、ゴムのような質感の男根の先端を桂のアソコに擦り付けた。途端、痺れるような快美感が腰から背中を通り、“ぞくぞくぞく”と瞬く間に首筋まで到達する。
 とろとろに濡れた桂のソコは、彼のモノを迎い入れたくてうずうずしているかのように“ひくひく”と蠢き、桂の意志に反して腰は恋焦がれるように“くねくね”とうねった。
 それでも桂は、彼を悔しそうに仰ぎ見ながら、責めるような眼差しを向ける。
「けんっ……ぃぅ……ま……待ってくれるって……」
「ごめん」
「うそつきっ!! ばかっ!! ……あぁっ!!」
 桂が、腕を突っ張り身を起こして、いぢわるな恋人を責め立てようとした途端、ぬるんっ……と体の奥深くまで、一気に健司の激情が滑り込むようにして入ってきた。
「ふぁぁあああっ……」
 “ぞくぞくぞくぞくぞくぞくっ”と体が震え、次いで、“ぴくっぴくっぴくっ”と痙攣するように部分的な筋肉の緊張が走る。
 みっちりと膣内に満ちた彼の男根の根元を、桂のしなやかな膣口が広がりながらも断続的に締め付けた。
「ぅっ……うっ……ぅあう……ぁあ〜〜〜……」
 “ひくんひくん”と体がはじけ、セミロングの髪が揺れる。
 耳たぶから首筋から胸元までを綺麗なピンクに染めて、桂は酔ったような瞳を宙にさ迷わせた。

 ――彼が入ってきただけで、軽くイッてしまったのだ。

 こんな事は初めてだった。
 初めてのはずだ。
 なぜなら、彼とはこれで2回目のえっちなのだから。
 現実の肉体であったら、きっとまだ痛みしか感じなかったかもしれないのに、今は快感しか感じない。
 体を貫く、激しいほどの快美感しか感じない。
「あっ……!! ……まっ! ま……だ……」
 『動かないで』と、言えなかった。
 “ずっ……ずっ……ずっ……”と、緩慢な動きで彼が腰を前後させ、男根を包んで離さないようにしていた粘膜が引っ張られ、擦れて、それが新たな“波”を生み出す。
「ふあっ! ……ふあぁあぁっ!」
 床を掻き毟り、そしてさらさらの髪を振り乱して、桂は激しい快美感に狂った。

 もう、何も考えられない。

 もう、何がどうなっても構わない。

 意識が白濁し、お尻の中を往復する彼の熱い激情だけを感じたいと願う。
 粘膜と粘膜が擦れ、粘液と粘液が交じり合う。
『……ねんまく……ねんまくぅ……』
 ぬるぬると粘液にまみれた彼の肉色の灼熱棒が、自分を体の内側から焼き尽くすようなイメージ。
 そんなイメージが、強烈な「愛しい」という感情と共に脳裏に浮かぶ。
「……ひぃあうあああぁぁああぁんっ!!」

……ぱっちゅ! ……ぷっ……ぷちゅっ! ……

 桂の白くて豊かで、それでいて引き締まって滑らかな尻肉が、健司の腿と当たって小刻みに波立ち、肉と肉の立てる生々しい音を響かせる。その合間に、粘液質の“くちゃくちゃ”とした水音が混じるのだから、その淫猥さは桂の羞恥をますます激しくさせた。

ぱちゅっ……ちゅっ……ぱんっ……ぱんっ……ちゅっ……ちゅちっ……

 尻から責め立てられるたびに、四つん這いになっているため椰子の実のように体から重たく垂れ下がった豊満な乳房が“ゆさゆさ”と揺れ、開いたまま声をひしりあげる口から“とろとろ”と涎が糸を引いて床に滴った。
 今の桂には、その乳房の揺れさえもが、鈍くて熱い快感となって感覚を責め苛むのだ。
「ああっ! ……ああっ!!」
 耐え切れずに泣きながら“いやいや”と首を振れば、それを頃合いとでも感じたのか、やがて、“ぬっ……”と亀頭の先端近くまで引き出された健司のモノが、それの倍する速さで“ずっ!”と奥深くまで再度挿入されるようになる。
 その先端は子袋の密やかな蜜口にまで達していた。
「おくっ……あっ! ……おくっ! とどっ……いてっ………………ひぃんっ!」
 “ぬっ…………ずっ! ……ぬっ…………ずっ! ……”と、緩急の効いた抽送が続けられると、桂の頭が白濁度を増して、意識の全てが塗り潰されてゆくように感じる。それは、ただ単純に激しく突かれ責め立てられるよりも、もっともっと少女を「おかしく」させた。
「くっぅ……ひっ……ぃ……」
 かすかな痛みと、それにまさる快美感が体の奥深くからじわりじわりと全身を侵す。
 体を支えていられずに、桂は再び上半身を“べたり”と床に突っ伏すと、両手の指の関節が白くなるほど“ぎゅっ”とキツく拳を握り締めた。見えないくせに触感だけはある床のひんやりとした部分と、仰臥していた時、背中が触れていたために人肌となった部分が、その温度差を斑に体の前面に伝えてくる。豊かな乳房が体の下で床に挟まれ、後から健司に責められるたびに“むにゅ……むにゅ……”とつぶれた。
「ふあっ……あっ……やっ……そぅ……」
 お尻の中を、健司の熱い熱棒が前後している。
 出たり入ったりを繰り返している。
 今、自分は快楽に震える一本の『肉の筒』なのだと、思った。
 彼の太い男根を体内に収め、その動きを妨げる事無く、ただ抽送によって与えられる摩擦の快楽を甘受している。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっ」
 彼の動きが激しくなり、再び肉と肉とがぶつかる湿った音が耳を嘗めた。
 自分のあそこは、もうすでにみっともないくらい濡れそぼり、とろとろぬるぬるとした白濁の蜜液を太股まで滴らせているのだろう……と、桂はぼんやりと思ったりする。
 彼への悦びの印として、彼は気付いてくれるのだろうか?
 床に頬を付け、責め立てられ前後する体の影響のまま、その頬で涎を塗り広げている。
 汗と、涙と、涎で、きっと自分の顔はひどく汚く、淫らで、そして無様なのだろうとも思う。
 けれどそれは、全て健司が悪いのだ。
 健司がこんなにも気持ち良くさせてしまうから、だからいけないのだ。
「んっんっんっあっんっんっあっあっんっあっんっ」
 尻肉の狭間で動く彼の「肉」が愛しい。
 “きゅ……きゅ……きゅ……”と、お尻の穴を締める要領で、膣口を出入りする男根を締め付ける。
 膣口と肛門は、同じ筋肉が8の字に繋がっているのだ。
「っ……ひっ……ぃ……」
 けれど、締め付けることで、彼の動きを前よりもっと確かに感じてしまうのもまた、事実であった。
 桂が尻肉の中の抽送をそうして“楽しんで”いると、不意に彼が背中に覆い被さり桂の体と床の間に手を差し入れて、豊かな乳肉をその大きな手に収めた。
「あっああっ!! やああっ!!」
 そうしていながら、桂の可愛らしい桜貝のような耳を、口だけでセミロングの黒髪から探り出して甘く噛んだ。
 “びりっ”とした電気のような“痺れ”が背中を走り、肛門と膣口が“きゅううううっ”とひときわ強く締め付ける。
「うぅ……」
 健司はかすかにうめき、それでもその快感がよほど良かったのか、桂の耳を“はむはむ”と何度も甘噛み、時には野卑に“べろべろ”と嘗めたくった。もちろん、耳朶だけではなく、耳たぶも、そして耳の穴までも……だ。
 たまらないのは桂だった。

 ひとたまりもなかった。

 “びくびくびくっ”と全身が震え、高圧な電流を流されたかのように硬直して突っ張る。
 「かはっ」と口を開けたまま、呼吸さえも忘れたように“ひくひく”と唇を震わせた。
 そして涎が顎を伝って垂れ、床を濡らす。
 健司はまだ、桂を後から責め続けていたし、乳も耳も首筋をも離してくれそうになかった。
「しっ……ぁ……ゃ……しんじゃ…………ぅ……」
 立て続けにフラッシュが瞬き、脳が全て焼かれてしまったかのような錯覚。
 ただでさえイキやすくなっていたところに、耳と乳とアソコを同時に責められて、それでも自分を保っていられるほど、桂は平静ではいられなかったのだ。
 もう、気持ち良さを“楽しむ”どころではない。
 このままでは本当に狂ってしまう。
 そう思った途端、健司が“ぬるっ”と男根を抜き出して、桂を“ころん”と仰向けにした。
「……ぁ……?」
 “ゆさっ”と揺れ、細かい汗に濡れ光る乳肉の谷間に、健司がキスをした。
「……ぁ……ん……」
 そのまま、両手でやわやわと乳房を掴み、揉み立て、捏ねる。
 彼のキスは胸の谷間だけではなく、乳房の膨らみにも、そして硬くそそり立った乳首にも注がれた。
「……あっ…………ああっ…………」
 “ちゅううう”と左の乳首を吸われ、次には“ちゅばっ! ちゅばっ! ちゅばっ!”と、音を立てて右の乳首が吸われた。
「可愛い……けーちゃん」
 健司に乳を吸われながら、うっとりと宙を見やっていた桂は、彼の言葉に両腕を交差して顔を隠した。
「どうして隠すの?」
 彼の言葉に、ただ、いやいやと首を振る。
 涙と汗と涎に汚れた、無様な顔を彼に見続けられることに、耐えられなかったのだ。
「顔、見せてよ」
 だのに彼は、そんな事を言う。
「けーちゃんの顔、見たいよ」
「……だめ……」
「好きだよ。けーちゃん」
「……だ……」
「好きだよ。見せてよ。俺に感じてくれてるけーちゃんが、見たいんだ」
 そんな事を言われて、それでも拒否出来るほど、桂は強くは無かった。
 乳を吸われ、嘗められ、捏ねられながら、そろそろと腕を下ろして真っ赤な顔のままソッポを向いた。
「けーちゃん。俺のこと……好き?」
「……きらい……」
「どうして?」
「いぢわる……する……」
「いぢわる?」
「ん……」
「気持ち良くない?」
「……そ…………んっ……」
 彼の右手の指が、不意にアソコを“にゅるんっ”と嬲った。
 両脚の間に彼が体を置いているために、脚を閉じる事が出来なかった。
「これ、いぢわる?」
「んあっ……あっ……ぁあっ……」
 “ちぷちぷちぷ”と、さっきまで彼の逞しい男根が挿入されていた肉筒を、太い右手の中指が第ニ関節まで易々と侵入して、少女の弱点である“お腹側”のコリコリとした部分を少し強めに撫でた。
「うあうぅ〜ぁ〜〜〜あぁ〜〜〜あああ〜……」
 彼の肩に両手を起き、啼きながら突っ張る。
 強過ぎる刺激が、桂の体を責め立てていた。
「だめっ……やっ……だっ……だめえぇっ……だめぇっ……」
 泣きじゃくり、いやいやと首を振るけれど、健司は中指で“ざらり”とした部分を撫で擦り、そのまま親指で押し潰すように包皮の奥に潜り込んだ淫核を捏ねた。
 あまりに与えられ過ぎ、そして強過ぎた刺激に、彼女の淫核は体内に逃げ出していたのだ。
「ひいっ……」
「けーちゃん。好きだよ」
「やっ……やだぁ……やだぁっ……」
「好きだよ」
 口付けが与えられ、桂はそれにむしゃぶりつくようにして唇を重ね、流れ来る彼の唾液を“こくこく”と嚥下した。
「ばかぁ…………けんじぃのぉ……ばかぁ…………」
 “ぎゅうう”と彼の太い首を抱き締めると、再び彼の手で大きく両脚を開かれる。
 あんなにもされたのに、彼の男根にこれからまた貫かれるのだと思うだけで、震えるほど嬉しかった。

つぷっ……ちゅぷぷぷぷ……

「くぅあっんっ……ぁぁ……ひぃ……」
 “にゅるにゅる”と、もどかしいくらいにゆっくりと挿入される灼熱の激情。
 “ちゅううう”とおっぱいごと乳首を吸い上げ嘗めたくるいぢわるな舌と唇。
 ぜんぶが、憎らしくて、狂おしいほどに愛しい……。
「きもち……あっ! ……きもちぃ……きもちいいよぉ……」
 “ぬっぬっぬっぬっぬっ”と何度も往復する逞しい彼のモノに、粘膜の全てをこそぎ取られそうだ。
「うわぁあぁぁんっ……」
 体の中を、嵐が吹き荒れている。
 自分はいったいどうなってしまうのか。
 このまま消えてしまうのではないのか。
 京香や、クラスの女子達が言っていたことが脳裏をよぎる。

 イク時、真っ暗な闇の中に引き込まれる気がする。

 空を飛んでるみたいにフワフワした。

 果てしなく落ちていくようですごく怖かった。

 どれも違うようで、そのどれもであるような気がする。
 体中の感覚が消え失せ、健司の入り込んでいるあそこだけが熱を帯びている。
 むずむずして、ソコだけすごくすごくくすぐったくて、おしっこが漏れてしまいそうな感じ。
 こんな感じは今まで味わったことが無かった。
 トイレで自慰した時だって、こんなにも強烈じゃあ、無かった。
「んひっ……ぃ……」
 後から誰かが引っ張っている。
 どこか遠くに連れて行こうとしている。
 そんな感覚に、桂は健司にしがみつき泣きじゃくった。
「ああっ! いやっ! やだぁっ! やだぁ……」
 “ひくんっひくんっひくんっ”と体が震え、次の瞬間、健司の体にしがみついていた少女の両腕から力が抜けた。
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