■感想など■

2009年11月09日

[二次] うる星やつら 「微笑みのむこうがわ」〜愛と対価〜

■■【4】■■
 くちくちとした粘液質な水音は、彼女の『花』が立てている秘音だった。もう一分でもそのままに、指だけで嬲るままにしていたなら、ラムは恥も外聞も無く、泣いて請うていたかもしれない。
 しかし終太郎は、ラムにそんな恥かしい真似をさせはしなかった。丁寧にストッキングを脱がせ、そしてその次にベージュのショーツをゆっくりと引き降ろしたのだ。ストッキングとショーツを順に引き降ろしたのは、まるで邪魔物のように一度に引き降ろすような、そんな無粋なマネが、終太郎の美学に反していたからに過ぎなかったが、その焦らすような行為は、ラムの秘部を熱い炎でさらに炙った。
「くう……」
 ショーツを爪先から抜き取ると、ラムは身を縮込ませるようにして両乳房を隠し、恥かしさに顔を終太郎から背けていた。あたる以外の男に秘部を晒す事は、今まで一度として無かったのだ。その恥かしさのために、ショーツを抜き取るため揃えられた脚は、今はぴったりと閉じられてしまっていた。
 それを、終太郎は、力強い両手でやや強引に押し開いた。そしてラムは、わずかに力を込めただけで、抵抗らしい抵抗など見せはしなかったのである。
「ああっ…!」
 彼は、彼女の足首を掴み膝を曲げさせると、その膝を掴んで一気に左右へと開かせた。ラムのその姿は、カエルの解剖のような無様さでありながら、少しも美しさを損なってはいない。むしろ、身体の中心にある赤い亀裂と碧の茂みを露出させてしまう事で、そこにオンナの淫靡さと淫猥さ、妖しさが加わって、たまらない官能の光景を描いているのだ。
「いやっ…いやっ…しゅーた…あひっ!」
 途切れたのは、彼の不意の襲撃に耐えられなかったからだ。
 恥かしさに身を捻ってしまおうとした彼女の、その淫らな股間に、終太郎が自らの口で触れたからだ。
 それはもう、単なるクンニリングスなどという生易しいものでは無かった。あたるにされるそれよりも、もっと激しく、もっと強烈な電気的快感が全身を走り抜けたのだ。
「いっ…ひっ…」
 びくびくと、立て続けにイッた。
 意識は焼き焦がされ、網膜が真白に焼き切れたかと錯覚さえした。
 涎が垂れ、身体が刎ねて、豊かな乳房がゆっさゆっさと面白いように揺れた。
 それが何秒だったのか、何分だったのか、彼女にはわからない。そして気が付いた途端、彼女の『花』は、ぬるり…といとも容易く、終太郎の指を迎え入れていたのである。

くぷぷぷぷ………………

「くあっ…くう…」
 ぬるぬるとした『蜜』は、終太郎の二本の指を滑らかに滑らせ、その根元までをラムの胎内へと導いた。
「ひあ……や……やぁ……」
 ソファに仰向けに寝かされ、股間に終太郎が蹲(うずくま)っているのはわかる。だが顔が見えない。
 とめどなく流れる涙で、視界がすっかり滲んでしまっているのだ。
 終太郎はどんな顔をしているのだろうか?
 あたるという良人(おっと)がいながらも別の男の愛撫によってはしたないほど濡れてしまった性器を眺めながら、彼は笑ってはいまいか?

じゅぷっ…ぶぷっ…ぷっ…

 音だけで、たっぷりと『蜜』が溢れ出しているのがわかる。
 たまらないほどに感じてしまっている事を、終太郎に知られてしまった。
 それは、股間を見られてしまう事よりももっと恥かしい事だった。
 そして終太郎は、股間から全てを見ていたのだ。

じゅぷっじゅぷっじゅぷっ…じゅぷっじゅぷっ…じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ…

 終太郎の指を二本も根元まで咥え、美味しそうに締め付ける『花』は、よく手入れされた茂みによって彩られている。後の『蕾』は『花』から垂れ落ちる『蜜』の雫によってぬるぬると濡れ、彼女の呼吸に繋がるようにひくひくと蠢(うごめ)いていた。贅肉の無い太股からは、すっきりと滑らかな腹に続き、仰向けになっても潰れず己を誇示している、丸くて豊かすぎるほど豊かな乳房がこんもりと盛り上がって見えた。乳房は、ラムがびくびくと体を震わせる度にゆさゆさと揺れ、その重さと柔らかさを伝えているのだ。
 そして、塗れ光る性器とピンクに染まった太股と揺れ動く乳房の間には、声を押さえるように両手で口を押さえた彼女の顔が覗いていた。うっ…うっ…と、塞いだ手の間から押し殺した声が漏れている。もっと自由に、もっと自分を解放すればいいのに、ラムはまだ自分を縛っているのだった。
 じゅぷじゅぷと、たっぷりと染み零れる『蜜』のぬめりに任せて油送を繰り返していた終太郎は、そんなラムに少し腹が立ち、差し入れた指をそのまま胎内に入れたまま動きを止めた。そして二本の指を上に向けて、膣内の、こりこりとした感触のちょっとした窪みをリズミカルに撫で擦る。短く切り、ヤスリで丹念に丸く磨き上げた爪は、膣壁を傷つける事はない。それに彼は、あくまでその行為を指の腹で行っていたのだ。
「…ッ!………ッッ!……」
 その瞬間、ラムの体が面白いように反り返り、刎ねた。声も無く体を捩り、突っ張る。それでも終太郎が続けると、やがて彼女は両手を口から離し、ソファの革を指の関節が白くなってしまうほど、ぎりぎりとキツく掴み上げた。
「ぐうっ…」
 ヒキガエルが潰されたような声…とでも言おうか。
 ラムはくぐもった声を漏らすと、ぐったりとソファに沈み込んでぴくりとも動かなくなってしまった。ただ、呼吸だけは荒く激しく短いサイクルで繰り返されている。彼女は、終太郎から与えられた激し過ぎる快感のために、あられもなく脚を広げたまま、失神してしまったのだった。

くちっ…

 終太郎がぬぬぬ…と二本の指を抜き出すと、濃厚な“オンナノコの匂い”と共に、ねっとりと粘性の高い白い粘液が指に絡みついて流れ出た。指を抜き出した後の『花』からは、とろり…と更なる粘液が垂れ落ちる。
 それは、快美感によって熟成され、香りと純度を増した『蜜』だった。
 それは、彼女が本気で感じ、本気で快楽を享受した証(あかし)なのだ。
 終太郎はごくり…と唾を飲み込むと、指に絡みついた“それ”をべろりと嘗めた。塩辛いような酸っぱいような、それのどちらでもないような…極度の興奮状態にあって、味覚が正常に働いていないのが自分でもわかる。先程から喉とこめかみの血管が、驚くほど強く脈打っているのだ。
 指の粘液を、指ごと口に突っ込んで、子供がハチミツをそうするように全て唇でこそぎ取った。そしてそれを唾液と共に嚥下する。ラムの体から出たものであれば、汚いものなど一つも無いのだ。鼻水も、たとえ痰や小便だとしても、彼は喜んで飲み下すかもしれぬ。それが世では変態行為として蔑まれるものであったとしても、彼は一向に構わなかった。愛の行為に、正常も異常も無いのだから。
 指の粘液をすっかり嘗め取ってしまうと、終太郎は失神したまま意識を取り戻していないラムの股間に口を付けた。垂れ落ちる粘液と『蜜』を、まさしく蜜蜂の蜜を嘗め取るアナグマのように嘗め取り口中に運んだ。そして、ちゅるちゅるとすすり、膣内にまで舌を差し入れてこそぎ取り飲み下すのだ。
「ん……あ……………う…………」
 目覚めは近かった。
 終太郎は体を起こすと、手早くファスナーを下ろしズボンを脱ぎ捨てた。そして紺のブリーフを脹脛まで引き降ろして、右脚を慌てて引き抜いた。
 いきり立ち、ぎしぎしと音を立てそうなほど熱く張り詰めて滾(たぎ)ったモノの先からは、透明な液体がつう…と糸を引いて垂れ、絨毯に染みと発情したオスの匂いを付けた。
 肛門を締めると、びくびくと男根が刎ね、その度に、粘液は垂れて飛んだ。
 終太郎は、初めて女の体を前にした時のように、唾を飲み込んでラムの開かれた股間の間に体を割り入れる。十代の童貞のようなぎこちないその動きは、そうしないと、まるでラムが消えてしまうか逃げてしまうとでも言うかのような焦りと恐れに彩られた滑稽さだった。
 何度他の女を抱いたとしても、どんなに素晴らしい女の体に身を鎮めたとしても、所詮それはラムではないのだ。待ち望んだその一瞬を前にした男は、どうしようもなくうろたえ、幾度と無く反復した行為であっても不器用にしか動けなくなるものなのかもしれない。
 終太郎は力を無くしたラムの太股に手を沿え、いっぱいに開かせると、左手でそのすばらしく形の良い脚を支えたまま、右手で自分のモノを掴んだ。左手には、内腿を走る血管の、どくどくとした激しい動悸が伝わってくる。彼は自分の性器を、親指と人差し指と中指で摘まんで、ラムのぬるぬると濡れ光る股間に当てた。
「…っ!………」
 それだけで、終太郎の爆発寸前のモノは、だらしなく弾けて、白濁した精を滑らかなラムの下腹にぶちまけてしまいそうだった。
 彼は慌てて腰を引き、艶やかな先端をラムの『花』から離す。つう…とした銀の糸は、モノと『蜜口』とを結び、ラムの胎内の温かさを伝えているかのようだ。充血し、ぱっくりと口を開けた『花弁』は、今もひくひくと動きながらその深みの『蜜口』をちらちらと垣間見せているのだ。
 そこに、入れればいい。
 脳髄は、もうすでに焼き切れる一歩手前だった。
 待ち望んだ瞬間なのだ。
 何度も夢想し、恋い焦がれた瞬間なのだ。

つぷ…

 先端は、いとも簡単に埋没した。
 抵抗感は、ほんの少ししかない。失神によって弛緩した『蜜口』は、つぷつぷと彼の激情を飲み込んでいく。とろけるような快美感とは、このような感覚こそを言うのだろう。
「あ…だ…だめ………………」
 声に視線を向けると、ラムが口元を涎で汚しながら、終太郎を懇願の瞳で見ていた。
 何がだめなのだろう?
 中に入れる事はさすがに許さないという事か?
 それとも、これ以上はどうなってしまうか恐くて止めて欲しいという事なのか?
 いや、きっとその両方に違いない。
 だが、この魂までもとろかす快美感を、今更手放すつもりは全く無いのだ。
 終太郎は涙を流して懇願するラムにかまわず、脚をあられもなく開いて股間を露出した彼女をソファに押し付けるようにして覆い被さっていった。

じゅぷぷぷっ!

「くぅあっ!ああ…あああああ〜〜〜〜〜〜〜」
 一気に根元まで刺し入れた。
 悦びの声は、細く長く続く。
 その声を止めるかのように、終太郎はラムの唇を塞いだ。
 ラムの胎内は、あたたかく優しく滑らかにぬめって、ぬるぬると終太郎を包む。きゅきゅ…と締め付けるのは、無意識の行為だろうか。しかもその動きは、膣それ自体が別の意志を持っているかのような、怪しい断続性の発揮なのだ。
“これがオンナかっ!”
 終太郎はそう驚かずにはいられなかった。
 そこには感動があった。
 瞬間的な命の輝きがあった。
 終太郎はなにも、初めてセックスした時の記憶を無くしてしまった訳ではない。
 だが、彼に与えるラムの妖しいまでの快楽は、彼に生まれて初めてオンナの胎内に自分を埋めた時以上の感覚を与えていたのだ。
「ん…んあっ……あふっ………ふうう………」
 ラムは股間を焦がす硬い熱棒に意識を根こそぎ持っていかれながら、彼の流し込む唾液を夢中で飲んだ。ふんふんと荒く鼻で息をしながら、口をいっぱいに開いて、彼の舌を、唾液を迎えるのだ。こくこくと飲み下された唾液は、胃の中で熱を持ち、股間の灼熱感はやがて全身へと広がっていく。
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