■感想など■

2009年11月10日

[二次] うる星やつら 「微笑みのむこうがわ」〜愛と対価〜

■■【5】■■
 もうどうでも良かった。
 ただ、気持ち良かった。
 今はこれだけが真実だった。
 大きな乳をぶるぶると揺らし、涎を垂らし、上から打ち付ける終太郎の腰の動きに陶酔した。
 胎内(なか)を往復する熱い激情にだけ反応した。
 気が付けば、後から貫かれていた。
 乳をひしゃげさせながらテーブルに上半身を委ねて、豊かな尻を終太郎に奉げていた。
 垂れた涎で、頬がテーブルの表面をぬるぬると滑った。
 テーブルと体の間に差し込まれた両手で二つの乳房をぐにぐにと揉まれた。
 穿(ほじ)られめちゃくちゃに突かれた。
 それでもまだまだ足りなかった。
 再び気が付いた時には、終太郎にしがみつき、壁に押し付けられながら下から突き上げられていた。
 はしたなく声を上げ、自分から唇を合わせ、唾液をねだった。
 裸の終太郎の胸に自分の乳房を押し付けて、垂れる涎と汗を塗り広げた。
 そして気が付けば、床に立つ終太郎の前に跪き、彼のモノを咥えて頭をふりたくっている自分がいた。
 牙が当たらない様に、いや、それすらも使って微妙に刺激しながら、口中に射精されたぬとぬとした精液を、たまらない悦びで飲み下した。
 美味しかった。
 あたるとは違う味がした。
 でも美味しかった。
 体が震えた。
 尿道に残っているものが惜しくて、ちゅうちゅうと吸い、玉袋をやわやわと刺激しながら後の『蕾』に指を入れた。
 すぐに勃起したご褒美に、四つん這いで後にまわって、終太郎の少し苦い『蕾』をぺろぺろと嘗めてあげた。
 固い陰毛に覆われた『蕾』は固くて、中に舌を差し入れる事は出来なかったが、指を入れてあげると終太郎は声を上げて喜んでくれた。
 たまらなくなった彼にそのまま絨毯の上で組み敷かれて、また後から征服された。
 終太郎は後から犯すのが好きだった。
 後から重力によって垂れ下がった重い乳を、たぷたぷと捏ねるのが好きだった。
 尻の肉を親指で分けられて、“ぶう”と放屁が出た時は恥かしかった。
 けれど、それよりも激しく執拗に打ち込まれるモノにこそ、意識は向かった。
 気持ち良かった。

 それが全てだった。

           ◇       ◆       ◇

 ぶりゅぶりゅと、胎内(なか)に送り込まれた空気と共に、白く粘っこい粘液が太股を垂れ落ちた。
 最初から最後まで、セーターとミニスカートは、身に付けたままだった。それは乱れ、汗と涙と涎と『蜜』と、終太郎の唾液と汗を吸って男と女の“情事の匂い”をたっぷりと染み込ませているのだ。
 とんでもないことをしてしまった。
 という、想いがある。
 膣内にたっぷりと出され、粘性を増しながらもぼたぼたと滴る終太郎の精液を、ティッシュで丁寧に拭いながら、ラムはその想いに恐れ戦慄(おのの)いていた。
 あたる以外の男と繋がり、膣内に射精させた。
 しかも自分は悦び、悶え、歓喜に身を震わせて叫んだのだ。
「そのまま出して!いっぱい…いっぱい出して!お腹いっぱいに出してぇ!」
 言い訳のしようがない。
 注ぎ込まれた四回の内、少なくとも二回は、自分から望んだ結果なのである。
 早くここから出たかった。
 早く家に帰りたかった。
 自分があんなにも淫乱で浮気者だった事を、早く忘れてしまいたかった。
 ラムはブラジャーを着け直し、セーターを下ろすと、机の下で小さく丸まっていたショーツを拾い上げて脚を通した。ぴっちりと豊かな尻まで引き上げると、乾きかけて冷たくなった『蜜』が股間に当たって気持ち悪かった。
 ストッキングは、不思議と伝線一つしていなかった。終太郎はあの状況で、余程丁寧に脱がせてくれたようだ。それを思うと今更ながら恥かしさに体が火照る。それに脚を通してパンプスを履くと、気分だけはどうにか落ち着いた。けれど匂いはどうしようもなかった。
 終太郎にシャワーを進められたが、それは止めておくことにした。
 時計は午後四時を指している。もう二時間もすればあたるが帰宅するのだ。何でもない様に迎えてあげなければならない。
 今日の事を、毛ほども疑われてはならないのだ。
「ではラムさん。諸星の事はお任せ下さい」
「終太郎………今日の事………ダーリンには…………」
「わかっています。約束します、私の口からは絶対に漏らしません。ご安心下さい」
「…………………じゃあ…これで…………」
「また何かあったら……いつでも御相談下さい。僕は貴女のためなら、どんな事でも厭(いと)いませんから」
「………………………………………………………………………はい…………」
 長い沈黙の後の答えには、幾分甘い響きが漂っていた。…そう、感じたのは、もしかすると終太郎の思い違いだったかもしれない。
 ラムは一礼すると、再び呼ばれた黒服と共に、高速エレベータによって地下数十メートルへと降りていった。
この記事へのコメント
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33456080

この記事へのトラックバック

★足跡代わりにポチッとしてってくださいな★