■感想など■

2009年11月28日

[TS]「彼氏彼女の情事の事情」〜俺達の初体験〜

■■【11】■■
 とりあえずパンツを履き(精液がべったりでメチャクチャ気持ち悪かった!)、智樹の履いてきたエナメルパンプスを手に持って(こんなもの玄関先に置いておいたら帰ってきた母親とひと悶着起きるのは必至だ!)、涙と鼻水で子供みたいな顔になった『彼女』の手を引いて、篤志は2階へと続く階段を上った。
「アッくんの部屋、いつ以来かな?」
「馬鹿。先週来ただろうが」
 そうだ。
 先週の木曜日、部活の帰りに智樹は部屋に来て本を借りていった。
「僕とアッくんは恋人同士?」
「……そうだな」
「僕はもう、アッくんのオンナなの?」
「あ……ああ、まあ、そうだ」
「僕とチューしてくれる?」
「ああ」
「僕とエッチしてくれる?」
「……ああ」
「僕といっぱいいっぱいエッチしてくれる?」
「……まあ、うん」
「生理来たら赤ちゃん出来るまで中でぴゅっぴゅしてくれる?」
「…………お前、ちょっと黙ってろ」
「はぁい」
 にこにこと笑みを浮べながら「えへへー」と笑う智樹はめちゃめちゃ可愛い。
 可愛いが……めちゃめちゃウザい。
 いつの間にこんなに甘ったれで、こんなに女の子っぽくなったのだろう。
 たった一週間だ。
 一週間前は、普通の男だったのに。
 そりゃ確かにちょっと気は弱かったし、あまり筋肉らしい筋肉も無い、ひょろんとした体躯ではあったけれど。
 篤志は2階の廊下の突き当たりにある自分の部屋のドアを開けながら、小さく溜息を吐いた。
 握った手は、完全に女の子の手だった。
 ゴールを決めた後、打ち付けあったあの拳は、もうどこにも無いのだ。
 そう思うと胸の中をかすかに風が吹き抜けていくような気がする。
 そう、篤志が感傷に浸っていると、
「じゃ、しよ?」
 いつの間にか智樹がコスプレチャイナを首元まで捲り上げて立っていました。
「〜〜〜!!!〜〜〜〜〜」
 眩暈がした。
 忘れてた。

 ――こいつ、馬鹿だった。

 脇とウエストと腰骨のちょっと上のところ、両脇それぞれ三点しかヒモリボンを全て解いて、脇まで入ったスリットいっぱいに首元まで引き上げていた。
 本当に金太郎の腹掛けだったのか!!
 そんな気分だ。
 裸足で素足で下着が一切無い、スッポンポンのネイキッド・ガール。
 丁寧に手入れされた股間の茂みとか、無駄肉のカケラも無いウエストとか、うっすらと血管の浮いた白い乳肉とか。
 そうだ。
 ニプレスを張った乳首とか、それを剥がした乳首とか、付けチクビを貼った乳首とか、そういうのとはまるで違う。
 確かにプールの更衣室で見たことは見たが、あれは電灯も点けず採光窓からの明かりだけだったし、しかも一瞬だった。
 けどここは自分の部屋で、窓は大きめのサッシ窓で太陽は燦々と明るい光を注ぎ込んで来ている。
 その中で、前面素っ裸の智樹が立っている。
 篤志の感想は、ただ一言だ。

 ――ものすげえ。

 ナマチチの迫力は、やっぱりハンパなかった。
 とてつもない質量の“超特大豊熟(ほうじゅく)椰子の実爆弾おっぱい”が、迎撃準備オールクリアとばかりに篤志に向かって“どかん”と突き出していた。
 やばい。
 やられる。
 しかも揺れてる。
 “ゆさゆさ”で“ゆらゆら”で“たゆん”である。
 それだけでパンツの中の我が分身も、元気が120%だ。

 ――どんだけおっぱい好きだ、俺。

 篤志は絶望したくなった。
「トモ……あのな、こういう事はその、ムードとか」
「なに女の子みたいなこと言ってるの? ムードとかそんな悠長なこと言ってられないでしょ? おばさんとか帰ってこないうちに早くしようよ」
「ちょ、ちょっと待て」
「あ、ごめん。“お義母さん”って言った方がいい? きゃっ♪」
「“きゃっ♪”じゃねぇ。人の話を聞け」
 智樹の不可思議な恥ずかしがり方に“ゆっさゆっさ”と盛大に揺れるナマチチ。
 恥ずかしがる点がズレてるぞ。
「ね」
「は?」

 ――まずった!

 そう思った時には遅かった。
 少なくとも今の智樹の前で、気を抜くべきじゃなかったのだ。
 智樹は左手で捲り上げたチャイナを押さえたままで、右手で篤志の手を取って自分の胸へと引き寄せた。

 “ふにょん”と。

 むちゃくちゃやわらかい何かが。

 “むにゅう”と。

 この世の中にこんなにやわらかいものがあっていいのかとまで思ってしまいそうな何かが。
 篤志の右手に押し付けられた。
「アッくん」
 熱を帯びた、とろけそうな甘い声が耳朶を打つ。
 たまらなくやわらかいものが押し付けられた右手に、全神経が集中する。
 いつかの再来だった。
 あの時は背中だった。
 でも今は、目の前で、篤志の注視するその目の前の、日の光溢れる明るい部屋の中で、智樹の左のおっぱいが右手を捕らえていた。
 抗し難い甘美な感覚。
 掴んだのは篤志の右手だったが、捕らえたのは確実に智樹のおっぱいだった。
 「揉んで」「ぺろぺろして」「ちゅーちゅーして」「ぺちゃぺちゃして」と“むにゅう”と歪んだ乳房が訴える。
 逃げられない。
 そう思った。
 いや、もとよりもう逃げる気など無かったけれど。
 人差し指と中指の間から、クリームを塗ったように艶やかなピンクの乳暈が“むにゅ”と盛り上がり、充血して勃起した“ピンクの先っちょ”が“ぷるっ”とのっかっている。
 ずしりとした重量感。
 凶悪的なやわらかさ。
 ほんのりとあたたかくて、なんとも言えないいい匂いがする。
「はい」
 今度は左手が掴まれて、同じように今度は右のおっぱいに押し付けられた。
 両手に、甘美で、ぞくぞくするほどの充実感が。
 なんだこれ。
 ぜんぜんちがう。
 過去に関係を持った女達。
 Cカップの洋子もEカップの柚菜もFカップの亜里沙もEカップの奈津樹もGカップの清美も。
 智樹のこのおっぱいに比べたらただの脂肪だ。
 やわらかいのに、しっかりと押し返してくる肌の張り。
 乳腺の発達したおっぱいだけが持つ、充実した肉密度。
「あ……ん……」
 気付いたら揉んでた。
 そんな馬鹿な。
 いつの間に。
 篤志は自動的に動いた自分の両手に、ちょっと裏切られた気がしました。
「んっ…んっ…んっ…んっ…あっ…んっ…んっ…んっ…」
 手の平を大きく開いて“もにゅんもにゅん”と揉む。
 薄く血管が透けるほど白い肉は、少し力を込めれば指が容易く埋まるほどなのに、その自重を見事に支えて前方に誇らしげに突出した形を見事に維持している。
 やさしく、やさしく、壊れ物を扱うかのごとき繊細さで揉みほぐしながら、時々、痛みを感じるのでは?と思えるほどに力を込めていると、智樹の顔がやがて紅潮し、薄く開いた瞳が潤んで“とろん”とし始めた。
 “たぷたぷ”と揺らし、“もにゅもにゅ”と揉む。
 ぷっくりと充血してパンケーキみたいに盛り上がった乳暈を親指で擦り、“こりこり”と勃起した乳首を摘んで引っ張ったりも、する。
「あんっ」
「ごめっ……い、痛いか?」
「うん……ちょっと……でもいいよ。アッくんの好きにして?」
「あ……ああ」
 なんて笑顔だ。
 全てを許し、全てを受け入れる笑顔だった。
 受け入れたいと願う、笑顔だった。
 聖母の微笑みとは、こういうものだろうか。
『聖母?』
 たった一週間前は男だったのに!?
「アッくんの手……熱い……」
「そ、そうか?」
「うん……キモチイイ……よ……」
 おっぱいをおもちゃにする篤志の両手に、智樹の両手が重ねられる。その拍子にコスプレチャイナがずり落ちて、ピンク色に染まり始めた特大完熟おっぱいが隠れた。
 それでも篤志の手は止まらない。
 布地の下で、篤志のたっぷりと重たいおっぱいを揉み、揺らし、そして摘んで押し潰す。
 視覚確認が遮られたためか、剥き出しのおっぱいを弄っているよりも興奮度が高い気がして、篤志は硬く張り詰めた分身が大きく跳ねるのに気付いた。
「アッくん…………アッくぅん……」
「な、なんだ?」
「ちゅーしてぇ?……ねえ、ちゅーしてぇ?」
 “とろ〜ん”ととろけた甘ったるい瞳と声で、智樹は篤志の聴覚を揺さぶる。意識的にやっているとしたら、とんだ『悪女』だ。
 無意識だとしたら、それはそれで問題だった。
 無意識でこうだ。
 これが意識して出来るようになったら、その時、どれほどの破壊力が生まれるのか。
 乳房を揉みながら、篤志は「仕方ないな」という風に小さく肩を竦め、智樹の唇に顔を近付けた。

 ……が、

「……おい」
「んん〜?」
「何のマネだ?」
「なにがぁ?」
「キスしてくれって言ったのはトモだろ? なのに、なんで顔を逸らす」
「だってアッくん、『仕方ないな』って顔したもん。イヤだけど仕方ないからしてやるって顔したもん。肩竦めて“ふっ”とかって鼻で笑ったもん」
「してねー」
 コイツ、心が読めるのか。
 と思いかけて、篤志は心の中で舌打ちした。
 そういえばお互いに、ちょっとした視線や呼吸で相手が何を考えているか、何を求めているか、手に取るようにわかるのだった。
「ごめん。悪かったよ」
 素直に謝った。
 なのに智樹は、拗ねてほっぺたを膨らませたままだ。
「トモ」
 “ふにょん”とおっぱいを揉む。
「やん」
 “もにゅんもにゅんもにゅん”と、リズミカルに揉む。
「あっ……も、もうっ……んっ…んっ…んっ…」
 あっという間に智樹の眉が下がり、目が“とろん”として篤志への視線が甘ったるくなった。
「ずるい……」
「嫌いになったか?」
「なるわけ……ぅふゃんっ……」
 “くりくり”と乳首を弄り、ふらっと体が揺れたところを支えて、唇を奪った。
「はっ……はふっ……んむぅ……」
 熱い吐息の合間に“くちゅくちゅ”と湿った水音がひそやかに響く。
「……あぁっ……はっ……あぅん……だめ…………だめ…………」
「何が?」
「もう……立ってられない……」
「そうか」
 篤志もほとんど余裕らしい余裕は無かったが、オンナの快美感に翻弄されっぱなしの智樹よりは、まだ状況を顧みる事が出来た。
「ひあん」
 ふらつく智樹の腰を抱き、篤志はベッドに腰掛けて『彼女』を引き寄せた。
 閉じた両脚を跨いで座らせ、腰を下ろしたところでその両脚を大きく開く。
 対面座位のような……というか、対面座位そのものの格好に、智樹の頬がリンゴみたいに真っ赤に染まる。
「あ……これ……これぇ……」
「そうだな。ものすごい格好だ」
「やあん……」
 大きく開いた智樹の両脚の狭間は、背中に回した手で容易に触れる事が出来た。
「ひぅん」
 “べとべと”の“ぐちょぐちょ”の“どろどろ”だった。
 揃えて触れた手の指の腹には、粘度の高い蜜液がべっとりと付着する。
「なんだよ。もうこんなか?」
「だって……アッくんがおっぱいばっかりいぢめるんだもん。アッくんがそんなにおっぱい好きだなんて知らなかった」
「よく言うぜ。お前も好きなくせに」
「……うん……好き……アッくんに触ってもらうとチョーキモチイイし、めちゃくちゃ“ふわふわ”する」
「ふわふわ?」
「うん。体がね、ほわほわ〜ってするの。あったかくってきもちよくってどっかに飛んでっちゃいそう」
「そうか」
 言いながら智樹は、自分のおっぱいになかば埋もれかけた愛しい人の顔を見下ろした。
 身長の具合で、篤志の膝に跨ると、彼の顔がちょうどおっぱいの谷間に埋もれるのだ。
 夢にまで見た愛しい人のそのポジションに、智樹はそれだけでもうあそこが“とろとろ”になりそうだった。
 実際、なってましたが。
「あっ……ぅん……ぅうんっ……ぃあぅ……」
 そんな中、篤志におっぱいを吸われたら、それはもう我慢出来るはずもなかった。
 “ちゅばっ”と音がするほど乳首を吸われ、乳暈も一緒に“ぺろぺろ”と嘗められる。
 それだけのことで腰がうねり、痺れるような快美感が全身を走り抜けるのだ。
「ト、トモッふがふが」
「ぁあ〜〜んぅ……」
 篤志は不意に智樹に抱き締められ、その豊か過ぎるくらい豊かなおっぱいに顔を挟まれた。
 別の意味で天国に逝きそうだ。
「ひんっ!」
「こ、殺す気かっっ!!」
 咄嗟にエイナス(アヌス)へ中指を少しくぐらせ、反射的に智樹が背中を逸らしたことで開放された篤志は、息も絶え絶えに抗議した。
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