■感想など■

2010年01月18日

[GTS]サーラとグランド「君が描く2人の明日」〜Episode.01「キリカ退治」〜

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★巨大美少女物語★

サーラ & グランド

が描く 2人の明日』

◆ TO THE END of The Wonderful World ◆
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巨人族の娘と、元宮廷魔術師の遊び人の2人を書いた、
オリジナルの「巨大美少女物語」。

巨人族タナトール随一の戦士「黄昏の黒岩(ガグバ・バルヂューヤ)」
の娘「常夜の雷女(ビッシュ・コルディア)」(後のサーラ)と、
グランド=グラディミエールとの馴れ初めのきっかけとなった場面。


■■ Episode.01 ■「キリカ退治」■■

 宮廷魔術師だったグランド=グラディミエールが、若返りの秘法で若返ったのは、今から1年ほど前の事である。ところが彼は、手違いから若返りのついでに、宮廷魔術師だった記憶と経験を無くしてしまった。
 記憶の泉に沈んでしまった過去の自分を取り戻すために、グランドは王国を出た。手がかりは、若返りの秘法が巨人族の古代文献(太古では巨人族は文字を持っていた)を元に構成されたものだという、彼自身が記した著書だけ。
 だが、彼の生来の気性がそうだったのか、秘法の副作用の一つかは解らないが、グランドは宮廷魔術師だった頃とは似ても似つかないヘラヘラとした軽い男になってしまっていた。
 そんなわけで、今の彼は、「自分を探す」とは言いながらも、一方で「なるようにしかならない」と楽観的なのであった。

         §         §         §

 湿地帯に群生する多年草「ゴウセン」の葉を集め、細かく刻んで叩くと、ツンと刺激的な匂いが立ち込める。それを鍋に岩塩と共に入れてコトコトと焦がさない様に煮ると、ねっとりと透明な粘液が出来上がる。
 そうして、抱えるほどあった「ゴウセン」の束は、3時間ほどかけて手鍋に半分ほどの膏薬となる。
 これが、胎蛆「キリカ」を追い出すための膏薬「ロイゼ」だ。

 宮廷魔術師だった頃の記憶を思い出せないグランドにも、記憶の泉から知識の断片が、水面に浮かび上がる水泡のように蘇る事がある。
 胎蛆「キリカ」の退治法も、そんな知識の内の一つであった。

 胎蛆「キリカ」は、巨人族の女の胎内(子宮)に寄生する寄生虫の一種である。
 寄生された女は、蛆の分泌するホルモンによって発情し、性フェロモンを分泌し始める。異性との性交を促し、性交によって男の陰茎に幼生体を産みつけるためだ。
 単性生殖によって、宿主の胎内で卵を抱えた親蛆は、宿主の第一回目の性交によって流し込まれた精液、もしくは宿主のホルモン分泌によって時期を知り、卵を体の中で幼生体に孵化させる。そして次の性交を子宮口で待ち構え、侵入してきた陰茎の尿道に幼生体を産み付けるのである。
 親蛆によって、1度に30〜50個体も男性体の陰茎に産み付けられた幼生体は、尿管を通って精巣に辿り着き、そこで生殖細胞(精子)をエサとして成長する。幼生体を産みつけられた男は、陰嚢が通常の1.5倍まで膨れ上がるが、痛みを伴う事はほとんど無い。そうして細い紐状の幼生体は、全長が20cm〜30cm程に育った頃、やがて時期をずらしながら、尿と一緒に体外に排出される。
 そして水源に辿り着くと、主に池や河などで残りの幼生期を過ごし、女の胎内に侵入するのは、女が生理中などの時期に池や河の中やその水で水浴びをした時などである。
 径血の匂いまたは成分に惹かれて集まった蛆の群れは、大陰唇に滑り込み、膣口から女の胎内に潜り込んでゆく。
 その後、胎内で成体となった蛆は、女の体から分泌される全てのものを食べて過ごすが、「全てのもの」とは排卵される卵子も含まれ、そのため、その間女は妊娠する事が出来ない。
 蛆の寿命は2ヶ月〜半年と比較的短いが、その間、ほぼ常時宿主を発情させておくために、宿主の体力は著しく消耗される事になる。また、蛆は寿命を終える時に毒素を出し、それが卵巣に影響してまれに卵細胞を死滅させてしまうため、巨人族では、キリカは忌むべき存在とされている。
 ……が、巨人族に蛆を取り出す技術は無く、生理中は池や河で水浴びしないようにするか、または一度煮沸させるなどして予防するしか対抗策は無い。

 だが、人間族には、その方法−キリカの除去法が確立しているのである。
 なぜなら胎蛆「キリカ」は珍味であり、滋養強壮に良いために、裏の世界ではわざわざ巨人族を使って養殖さえしている者もいるのだ。
 子宮内に巣食うキリカを取り出すには、腹を割くか、もしくは人間族が特殊な薬草から練り上げた軟膏を、子宮口に塗りつけてキリカ自身が這い出るようにするしかない。
 またその時には、膣内を傷つけないように、棒などではなく人間が腕を差込み、直に塗り付けなければ意味は無かった。
 グランドが行った方法は、もちろん、後者であった。

         §         §         §

 気丈な娘は、確か「常夜の雷女(ビッシュ・コルディア)」とか言った。
 この部族…いや、大陸に住む全ての巨人族の中でも随一の戦士「黄昏の黒岩(ガグバ・バルヂューヤ)」の一人娘だという。なるほど、その気性は激しく、たとえ相手が人間族だとしても一歩も引かない強情さと負けん気を兼ね備えているようだ。ついこの間、月のモノを迎えて「成人」したばかりだという。性に関しては、ある意味人間族よりも厳格な種族であるためか、ビッシュ・コルディアも例に漏れず、異性との性的交渉は今まで一切無かったらしい。
 その娘は今、グランドの側で、素裸のままうつ伏せに横たわり、息も絶え絶えになりながら甘い吐息を吐き、喘いでいる。断続的、且つ永続的に訪れる甘美感に三日三晩襲われ続けて、既に体力の限界に来ているのだ。グランドの目に触れない様に背けられた顔は、涙と鼻水と涎で、すでにべちゃべちゃになってしまっている。
 全身をしっとりと濡らす汗は、乾く暇さえなく、股間からは、既に白っぽく濁りさえしなくなった愛液が、ただ漏れ出るままに地面に垂れている。
 あと2日もすれば、彼女は確実に狂うか、衰弱死してしまっていたろう。
 対するグランドはと言えば、実に呑気なものだ。
 気楽に鼻歌なぞを披露しながら、煮詰めた「ロイセ」が冷めるのを待っている。ニヤついているその口元からは、今にも涎が零れそうだ。
 彼は「キリカ」を取り出した後の事だけを考えているのだ。
 身は塩を振って炙り焼きにし、“卵のう”は日干しして乾燥食に。腹にたっぷりと抱えた卵は、取り出して磨り潰し、酒と一緒に煮込めば滋養食となる。いずれにせよ、最高の酒の肴が手に入るのである。
「そろそろかな?」
 手鍋を掻き回していた木のスプーンで一掬いし、指をつけてぺろっと嘗める。しょっぱくて、舌がぴりぴりするが、嘗めても毒という事はない。岩塩の代わりに動物の骨を細かく砕いた物を入れれば、喉薬にだってなるのだ。
「おい」
 グランドは、ひくひくと脈動する小山……ビッシュ・コルディアの日に焼けた尻を見ながら彼女を呼んだ。
「お〜い! 聞こえないのかぁ!?」
 のんびりとしたグランドの声に、ビッシュ・コルディアは気だるそうに顔を向けた。紅潮した頬ははれぼったく、目は潤んで涙がいっぱいに溜まっている。荒れた唇はうっすらと開き、空気の通り抜ける音がしていた。
 まるっきり情事の最中か直後のような顔つきだ。本来は艶やかなのだろうが、その見事な黒髪は少しくすんでしまっている。
「…………なに?……」
「尻を上げろ」
「……い……やよ。どうして………あなたなんか……」
 ビッシュ・コルディアは、大人の巨人族とは違って、人間に対する礼節を教え込まれていない。契約の儀式を済ませていないために、グランドに対しても絶えず反抗的だった。
 グランドがこの村に訪れた2日前など、こうして側に身を置くのも嫌がったものだ。
「腹ん中のモノ出さねーと、お前、ずっとそのままだぞ。それでもいいのか?」
「………………………」
「俺はかまわねーが、お前は困るだろう?」
「………………………」
「娘よ。客人の言われる事に従いなさい」
 返事をしない娘に業を煮やし、ガグバ・バルヂューヤがそのいかつい顔を歪めて娘を諭した。
「お前もこのままでは、いずれ弱ってしまう。そうなってしまってからでは、「キリカ」の出す毒に耐えられなくなる。お前もわかっておろう?」
「………しかし父上………んっ………」
 必死に顔を上げ、父親を見るビッシュの両目から、涙がぽろぽろと零れた。それと共に、びくびくと腰が震えて、彼女は何かに耐えるように肩を竦めた。
「どうする?」
 唇の端を少し歪めて、グランドはガグバの方を見た。粗削りの岩のようなゴツい顔の中で、二つの黒い瞳が隠し切れない動揺を含んで光っている。
 戦士として育てながらも、やはり娘は特別に可愛いらしい。
 狩猟や防衛には、男ばかりでなく女も同等の力を発揮する巨人族において、「息子」と「娘」に差違はない。部族的にもビッシュは必要な者のはずだ。
 それに加えて、彼女は亡くなった母親、つまりガグバの妻に生き写しなのだという。可愛くないはずが無かった。
「お待ちを」
 ガグバはビッシュに手を翳し、その汗の浮かんだ額に当てた。“想波”と言われる、巨人同士の特殊な意志伝達手段を使用する時、彼等は大抵こうする。グランドは、知らず、頭の隅の知識を拾い上げていた。
 1〜2分もそうしていただろうか。やがて、ビッシュはガグバに肯いて、グランドをちらりと見た。その表情は、拗ねているような、甘えているような、何とも不思議な表情で、グランドを少々困惑させた。
 ガグバはグランドに向かって肯くと、何も言わず、やがて森の中へと消えていった。
 これでここにいるのは、グランドとビッシュの2人だけとなる。
『何話したんだ?コイツら…。何か企んでねーだろうな…』
 ビッシュは、顔を曇らせるグランドに構わず、ゆっくりと身を起こして四つん這いになった。
「はやく……して……」
 急に素直になったビッシュは、真っ赤に染まってはれぼったい顔をグランドから背け、消え入りそうな声で恥かしげに言った。
 胸部からは子牛ほどもある巨大としか言いようの無い豊満な乳房が垂れ下がり、グランドの拳ほどもある紅い乳首がぱんぱんに張り詰めて、艶やかに光を弾いている。
 彼女が身じろぎする度に、それがゆらり……と揺れるのだ。重さにして、実に数百キロは確実にありそうだった。
 女の乳房は、四つん這いで重力に引かれるまま垂らした時に最も大きく感じられる。
 サーラの乳房がグランドに与える威圧感、重量感、巨大感は、相当なものだった。
『ウシを通り越してバケモンだな』
 苦笑いしつつグランドは、すっかり冷えた手鍋を左手に持ち、ビッシュの後に回った。
 神殿の柱のような太い両脚の間、こんもりと盛り上がった尻の、その下に身を置き、一通り股間のものを眺め回す。

 それはまるで、冗談のような情景だった。

 逆さになった陰部は、上下で40センチ近くはある。陰核は1cmほどの大きさで、人間族の女性だと2ミリほどの大きさだろうか。その陰部は今、大陰唇が大きく開き、小陰唇を含めた「内臓の色」が、遮るものの無いままにぬらぬらと粘液にまみれてぬめっているのだ。たっぷりとぬれそぼり滴る愛液は、半透明に濁ったまま太股まで垂れている。肛門はココア色にくすんでおり、彼に見られていることを意識しているのか、時折収縮を繰り返していた。
 特筆すべきはその匂いだろう。
 糞尿の匂いに、濃密なチーズのような香りが混ざり、実に「クサい」。
 野生のケモノの匂いというより、糞尿にまみれた家畜の小屋の匂いだ。黒々とした陰毛は縮れて艶やかに光り、愛液をその先から滴らせている。その陰毛の毛穴から分泌される臭気が混じり、噎せ返りそうだった。

ぬちゃ…

「ひう…ん…」
 グランドが右手で、ぬらぬらとナメクジのように濡れ光る小陰唇を撫でると、ビッシュは甘えたような声を漏らして、ぶるる…と尻を震わせた。
 それを無視し、ぬちぬちと触診するように陰部へと触れてゆく。
「ふあっ………く……うんっ………」
 肉厚の大陰唇を鷲掴みに掴み、捲り上げて、襞の感じを確かめる。
 白っぽくねっとりとした恥垢が少し溜まっている他は、特に異常はなく健康な色をしている。膣口の肉璧は息をするように開閉し、その奥を時折垣間見せていた。尿道口から漏れ出た尿が愛液と交じり合い、縮れ毛を伝って、地面に黒い染みを作り出している。
「さて…と」
 グランドは左袖を捲り上げると、手鍋から「ロイセ」を掬い取り、右手で左腕にまんべんなく塗り広げた。ぴりぴりと皮膚を刺激するが、我慢出来ないほどではない。次に手鍋を地面に置き、左手でもう一掬いすると、大陰唇を右手で掴んで捲り上げ、ひくひくと震える膣口を露にした。
 とろけた膣口は粘液をとろとろと垂れ流しながら、くぱぁっと内臓をグランドに晒した。
「あ……いや……」
 弱々しく抗うビッシュを無視し、グランドはまるで泥沼に突っ込むような無遠慮さで、左腕をぬぬぬ……と膣口へと挿し込んでいった。
「あ……あひゃぁ……う……う……」
 こりこりとした筋肉質の襞は、柔らかくグランドの左腕を包み、ねっとりとした粘液は潤滑液となって異物の侵入を助けた。
 平時は40度にもなる巨人族の体温は、今は42〜3度にもなり、グランドにしてみればさながら湯の中に腕を突っ込んでいるようだった。

ぢゅぷっ……ぷっ……ぢゅぷぷっ……

「いやっ……あっ……いやっ……」
 人間族の腕は、巨人族の男の陰茎よりは幾分細い。だが、敏感になった膣内にそんなモノを迎え入れるには、ビッシュは純情過ぎた。
 彼女は今まで性交を一度たりとも経験していないのだ。
 膣内を異種族に掻き回される恐怖に、彼女はすっかり脅え、泣き出してしまっていた。これは、巨龍と闘う時のようなものとは、まったく違う「恐怖」なのだ。
「深いな……」
 巨人族の女に処女膜は無い。それ故に、グランドは容易に奥へと腕を伸ばす事が出来た。「ロイセ」には、筋肉を弛緩させる効果もある。でなければ、興奮によって締め付けられた膣圧で、グランドの腕は身動き出来なくなり、下手をすれば折れてしまっていたかもしれない。
 ひくひくと痙攣するように震える小陰唇は、腕に纏わりつくようにしてからみ、愛液はとろとろと流れ出す。時折、ぷぴゅっと粘液が吹き出しては、グランドの顔や服を汚した。
「くうっ…うんっ……ふっ……ふぅっ……ふぅぅん………」
 ビッシュは喘ぎ、歯を食いしばって這い上がってくる激しい快感に対抗しようとしたが、声は歯の間を擦り抜け、辺りに甘く、密やかに流れた。
「かきまわさないでぇ……」
 啼きながらビッシュが懇願する。口を開いた拍子に、よだれがぽたぽたと顎を滴っていった。体を支える両腕はぶるぶると震え、今にも崩れ落ちそうだ。
「お?」
 ビッシュのあられもない痴態に苦笑いしていたグランドの、その指の先に、何かが触れた。
 細長いものが一瞬腕に絡み付き、すぐに離れて奥へと引っ込む。おそらく、陰茎と思い、尿道口の確認のために伸ばされた「キリカ」の触手だろう。
 それがグランドの左手にたっぷりと塗った「ロイセ」に触れて、まるで火傷でもしたかのように慌てて離れて行ったのだ。
「逃がさねーよ」
 にやっと笑うと、グランドは子宮口の周りになすりつけるようにして、「ロイセ」を擦り込んでいった。

ちゅるる…る……くぽっ…ちゅるっ……

 一通り塗り付けると、グランドはビッシュの膣内から腕を引き抜き、満足そうににんまりと笑った。これで後数分もすれば、「キリカ」の方からたまらず這い出してくる。ねっとりとしたビッシュの愛液を、腕を振って軽く払い、ズボンで拭うと、とっときの紙タバコに火を点ける。
 ビッシュが何か言いたそうに、尻の間にいる彼に顔を向けていた。垂れ下がった巨大な乳房の間から、まるで盗み見るようにして見ている。
「ん?」
 彼が気付いて目を向けると、彼女は慌てて目を逸らした。だが、彼女の性器は、心の動揺を表すかのようにきゅきゅ…と蠢き、新たな愛液を垂れ流している。
『…なんだ?』
 一瞬いやな予感が頭をかすめた。……が、すぐに思い直したように、パチパチと彼女の尻を叩きながら、優しい声音で言った。
「大丈夫か?もう少しだから我慢しな」
「…………はい……」
 てっきり無視されると思っていたグランドは、さっきまでとは打って変わって愁傷な声に、ぎょっとして彼女の顔を見た。
「………なにか?」
「……あ、いや……」
 涙と鼻水とよだれに汚れた顔で、彼の問い掛ける瞳に精一杯応えようとする。その顔に、険の色は無い。彼に向けていた嫌悪と恐怖の色が、嘘のように抜け落ちていた。
 どうも調子がおかしい。
「じゃあ、体を起こして、しゃがんだ格好になるんだ」
「………………………」
「……まあ、つまり、お前がションベンとかクソする時の格好をしろって言ってるんだ。わかるか?」
「………………………」
 これにはさすがに難色を示して、彼女はその形の良い眉をきゅ…と寄せ、拗ねるように唇を突き出した。
「キリカが早く出るようにするためだ。言う事聞けよ」
「………………………」
 グランドの言葉に、ビッシュはのろのろと身を起こした。山のような巨大な乳房が、実に重そうに揺れる。
 やがて両足の裏を開いて地面に付けると、しゃがみ込んで膣口を地面と垂直に向けた。

ぶびゅ…ぴゅっ…ぶりゅりゅ…ぶっ…

 未だ膣内の筋肉は弛緩しているのだ。溜まっていた愛液が、押し出されるようにして空気と共に流れ出した。空気は、グランドが手で掻き回した時に入り込んだものだろう。
「いや……あ……」
 ビッシュが両手で顔を覆って、恥かしそうに身を縮こまらせた。
『ふん…いっちょまえに恥かしがってやがる』
 グランドにしてみれば、その姿形が素晴らしく美しく愛らしい少女でも、家畜奴隷の一匹に過ぎないのだ。劣情を催すような対象では無かった。牛やヤギとセックスできるような変態ならば、今の彼女の姿にも欲情するのだろうが……。
 生憎グランドは、この世界では至極真っ当な神経の持ち主なのである。
 人間族であったなら、確実に美少女の部類に入るだろうビッシュも、グランドにすれば毛並みの良い家畜ぐらいにしか認識していないのだ。
「……ん?」
 恥かしがるビッシュの、その後ろに回り込んで、尻の間を下から覗き込んでいたグランドは、膣口から半透明の触手が伸び、膣口周辺を這い回っているのを見た。
「もうすぐだな」
 ビッシュの愛液と尿でぐちょぐちょになった地面に、躊躇無く片膝を付き、右手で大陰唇を掻き分けた。途端、

ぶびゅっ…ぶっ…

 汚らしい音と共に、ラッパのように広がった半透明の口腔が顔を出した。すかさずその根元を左手で掴み、ずるずると引き出す。
「あひっ!……ひっ……ひぃいんっ……」
 カエルのように腰を落として両手を地面に付いていたビッシュの膣口から、まるで出産か産卵のようにキリカが抜かれる。
 ビッシュはいやいやと首を振り、涙を流して尻肉を震わせた。乳首が勃起し、膣口から透明な液体が“びゅっ!”と飛び散ったのを見ると、性的な絶頂を感じてしまったようだった。
 グランドはそれには目もくれず、乾いた布を広げた場所まですたすたと歩いてゆく。
「でけぇなぁ……」
 「ロイセ」で麻痺しているのか、毒嚢を破裂させる事無く、簡単にキリカはビッシュの胎内から取り出された。
 腹腔は孵化直前の卵で膨れ上がり、半透明の胴体には、卵の中の幼虫のシルエットさえ見えている。弱々しくグランドの腕に触手を巻きつけ、「キリカ」は彼の手から逃れようとその肥大した体をのたくらせていた。
 グランドはほくほくしながら、まず中枢神経にナイフを入れて動きを止めた。それが終わると、反射だけで巻き付こうとする触手を剥がして、地面に丁寧に横たえる。
 「キリカ」をそうしておいて、今度はちらちらとこちらを盗み見ているビッシュに向かい声を上げた。
「おい、またさっきと同じように四つん這いになれ」
「………………はい………」
 彼女は素直に肯き、両手を付いて股間を彼に向けた。膣口からは、とろとろと愛液とロイセの入り交じった粘液が流れ出してきている。
 グランドは手鍋に残った「ロイセ」を、左手を使って、今度は残らず膣口内に塗り込んでいった。
「あっ……あっ……あっ……」
「こうして……おかないと、後で……よっと……傷でもあったらそこから化膿する可能性がある……からな。ちゃんと、しておかないと」
「くあ……う……うん………ひゃ………」
 ビッシュは顎を上げ、恍惚の表情とも苦悶の表情とも取れる顔で喘いだ。
 膣の中をまさぐられ、擦られ、出入りする彼の腕に、狂いそうなほど強い快感を感じている。もっともっと嬲って欲しい気持ちと、今すぐに止めて欲しい気持ちがせめぎあっている。
 尻を振りたくりたいのに振れないもどかしさが、彼女の内圧を押し上げているのだ。グランドは可笑しくなって、尿道口のすぐ下にある陰核を、ぎゅっとつねる様にして摘まんだ。
「ああっ! いやぁっ!!」
 その途端、ひときわ声高く背中を逸らせ、全身を震わせてビッシュは啼いた。とぷとぷと愛液が溢れ、せっかく膣内に塗り広げた「ロイセ」を押し流してしまいそうだ。

ぷしっ…

 …と、ひくひくと震える性器の、尿道口から尿が一筋迸った。それが、グランドのズボンを濡らす。「汚い」と思う暇も無かった。ビッシュが泣きながら体を震わせたのだ。
「あ……や……やだ……いやです……いやですぅ……出ちゃう……出ちゃう!」
「うわっばか!」
 次の瞬間、気持ち良いくらいに勢い良く、ビッシュの股間から黄金色の小便が迸った。咄嗟にキリカを引き摺って飛び退ったグランドは難を逃れたが、地面に置いたままの手鍋には小便が瞬く間に溜まっていった。

びちゃびちゃびちゃ…

 まるでスコールのようだ。
 辺りには小便に独特の、アンモニア臭が濃く漂いはじめている。
 ビッシュは恥かしさと哀しさで顔をくしゃくしゃにして、しゃくりあげながら泣き出した。
 小便はまだ止まらない。ちょろちょろと、縮れた陰毛を伝って地面に大きな水溜まりを作っているのだ。


 「黄昏の黒岩」の娘「常夜の雷女」といえば、音に聞こえた巨人族の魔法戦士である。
 近隣の有力者は、成人を終えた今、こぞって彼女の「主人」に名乗りをあげていた。美と力を兼ね備えた「常夜の雷女」ビッシュ・コルディアは、誰もが求めて止まない最高のコ・ルンなのである。
 ビッシュ自身それを自覚し、自分の主人になる人間を夢見ていた。

 武勇に秀でた人間だろうか?

 才気に富んだ人間だろうか?

 わたしを愛し、大切にしてくれる優しいご主人様だろうか?

 だが、今日この時、ビッシュの心は、この一見だらしのない、頼り無さそうな、ビッシュの事を家畜の一匹としか見ていないような男…グランドに捕らわれてしまった。プライドをずたずたに引き裂かれ、自分は一匹の哀れな奴隷なのだと思い知らされて、彼女は怒るどころか、逆に、たまらない魂の開放感を味わってしまったのだ。
 甘えることの出来ない幼年時代を過ごし、部族随一の戦士の娘として、恥かしくないよう振る舞わなければならなかった。けれど、グランドにはそんな事は関係ない。それどころか彼には、彼女の恥かしい所を余すこと無く全て見られてしまったのだ。これからは肩肘張って生きていく必要は無い。
 ありのまま思うままに、彼に付き従っていけばいい。
 父は彼女に“想波”で言ったのだ。
『私は彼に、お前を奉げるつもりだ』
 …と。
『…彼が、これからはわたしのご主人様…』
 小便を垂れ流し、子供のように泣きじゃくりながら、ビッシュは例えようも無い幸福感で胸が満たされていくのを感じていた。

【END】

(第一版コンプリート:1999/03/??)
(初出:1999/04/28)(以後順次改訂)
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