■感想など■

2010年10月18日

◆◆ Act.06 ◆◆「愛合」◆◆

■■【3】■■

「はぅ……」
 頬を真っ赤にして潤んだ瞳を伏せ、サティは“ぷるるっ”と身を震わせた。
 幸一のキスは、確実に巧くなっている。それがたまらなく嬉しい。
 キスだけではない。乳首をいじる指使いさえも、だ。サティの弱い部分を的確に攻めてくるのはもちろんのこと、彼女の生体反応との「馴染み」方も尋常ではなかった。それはすなわち、彼自身が彼女の体に対して「気持ち良くしたい」と強く強く願っていることに他ならなかった。そしてそれが再びサティへとフィードバックされ、まるでハウリング効果のように相乗的に倍増していくのだからたまらない。
 情報過多から来るフラッシュバックのようなメモリフロウが、何度も何度もサティの視界を白く染めた。もじもじと太股を擦り合わせると、たっぷりと濡れたあそこがくちゅくちゅと音を立てる。
「はうんっ……」
 いつの間にか胸元のボタンがまた1つ外されて、鎖骨の美しいラインを彼の舌がなぞる。ぶるるっとしたサティのわななきが豊乳の上部にさざ波のような震えを生み出していた。
 豊乳・巨乳・爆乳──。
 かつて、豊かな胸を前にすると幸一の体は反射的に身構えてしまったものだが、真性ロリコンを脱した(?)今となっては、サティの大きくてやわらかくてあたたかな乳房にも、ちゃんと反応出来るようになっていた。即ち、ズボンの下のアレでナニなコレが、血液流入による硬化──つまりは勃起しているのだった。自分を愛し、認め、求めて、全てを捧げてくれる相手なのだと思えばこそ、愛しいという想いが満ちてスムーズな勃起に繋がっていた(ロリータなナビィのちょっとした仕草にも反応してしまうのは、それはそれでまだまだ性癖に偏りがある証拠ではあったが)。それは、成熟した女性(特に、ヨマ姉──日向野夜摩子を思い出させるような、豊満な乳房を持つ女性だ)にトラウマがあったとしても、だ。
 『V−room(ビジュアライズ・コア・ルーム:精神同調によるマルチプロセス型双方向通信用の情報処理仮想空間)』で行われるサティと幸一の愛合──セックスは、隠匿性が非常に高く、「コネクト・システム」のデータに至っては研究所のSAクラス職員でさえその内容を知る事は出来ないようになっている。つまり、晴れ渡った青空の下、人の行きかう昼の公園を模したこの場所も、どんなに開かれているように見えても、ある意味において完全な『密室』なのだった。
 『ラヴ・ドリップ(ラヴ・エナジー=存在の糧)』の注入だけが目的ならば、きっと幸一は早々にこの行為をルーチンワークとして処理していたかもしれない。だが、今ではこの『蜜刻(愛合の時間)』は、それ自体が二人にとっての「存在の確認」のための時間であり、「愛の確認」のための行為となっていた。

 何をしても自由だった。

 何をしても誰にも知られる心配は無かった。

 若く、それなりに健康な幸一が、サティの体に溺れてしまうまでにそれほど時間は掛からなかった。ロリータでないことなど、いつしか関係無くなっていた。何度愛しただろう。何度彼女の膣内に「精(ドリップ)」を放っただろう。100回や200回ではない気がする。だが、10本の指にも満たないような気もする。
 濃密な時間を過ごしても、現実世界では数分から十数分でしかない事もあってか、その辺りの感覚が希薄であった。

 ただ一つ確かなのは、幸一がサティの体に飽きることは、きっとたぶん、ずっとずっと先の話だろう……ということだけだった。

「はっ……あっ……あぁっ…………あぁ〜〜……」
 ボタンが外されたブラウスを大きく広げられ、ブラをしていない(消えてしまった)おっぱいを露出されて、サティはその先端でふるふると震える左右のサーモンピンクの乳首を、交互に“食べられて”いた。
 “それ”は見るからに重たそうな、ずしりとした重量感のある乳房だった。幸一の手ではとても収まりきらないほどの椰子の実のような豊乳である。それがミルクのような白さとサーモンピンクの乳首、それにクリームを塗ったように艶やかな乳輪をともなって、実に“美味しそう”に見えた。手を添えればしっとりとした肌は“もちもち”としており、滑らかな手触りにいつまでも触れていたくなる。顔を寄せればいい匂いがした。肌や乳輪をぺろぺろと嘗め、ぷるっとした乳首をちゅうちゅうと吸えば、上擦った声でサティが「美味しい?」と聞く。
「美味しいよ」
「うれしいっ」
 幸一(かれ)の吐息が胸を撫で、ぬるっとした舌が両方の乳輪を順番に何度も何度も撫でるのが、気が狂いそうになるほど気持ち良い。思わず、サティはうっとりとしながら胸元を左右に行き来する彼の頭を愛おしそうにナデナデと撫でた。

 愛する男に乳房を与える女。

 明るい太陽の下である。
 人の行き交う公園の中の、人々が笑いさざめく噴水の前である。
 道行く人が、乳を吸われるサティを見る。
 豊かな乳房を吸い立てる幸一を見ている。
「みんな……見てる……」
「見せてあげたい?」
「やん……」
 この世界に存在する2人以外の人々は、仮想現実が生み出した、自立性仮想人格(人工知能)を有したプログラムの投影体でしかない。
 それがわかっていながら、いや、わかっているからこそ、サティは彼等の視線を感じて恥じ入るように顔を伏せた。
 羞恥は、自分達の気持ちを高めるための極上のソースだと知っているのだ。
「あっ!」
 ぐいっと膝を広げられ、短いスカートが捲くれ上がって、レースのショーツに覆われたサティの太股の付け根が陽の光の下へと晒された。そこはもうたっぷりと濡れそぼり、クロッチ部分が透けて陰唇を彩る黒々とした艶やかな陰毛を浮き立たせている。
「すごく、濡れてる」
「だって……」
「触って欲しいんだね?」
「……っ……」
 サティは今度こそ本物の羞恥で頬を真っ赤に染めた。彼からの言葉は麻薬のようにサティの脳を焼き、体をカッと熱くする。
 一瞬の逡巡の後に、サティは甘く彼を見つめて乞う様に頷いた。
この記事へのコメント
ロリコンは治せる病気です←
Posted by 青玉 at 2010年10月18日 01:17
 私にはロリ属性は全く無いのでわかりませんが、「巨乳好き」は治せる気が全然しません(笑)。
Posted by 推力 at 2010年10月18日 12:48
>「巨乳好き」は治せる気が全然しません(笑)
俺もですwwwww
つか治す必要もないしね!

P.S.
連続更新記録は途絶えてしまいましたね……
Posted by 青玉 at 2010年10月20日 00:18
>連続更新記録は途絶えてしまいましたね……

 連続更新記録という意味では、去年は数ヶ月毎日連続とかしていましたので、特にこだわりは無かったり……。
 自分のペースで、出来る限り……が基本です。

 『僕オマエ』は、今は投下出来るレベルのストックが無くなったのと、過去の『FF7(ティファ)』『リフレクター』の整備に入ってるので、しばらく無いかも。
 御了承下さい……。
Posted by 推力 at 2010年10月20日 10:51
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