■感想など■

2010年11月12日

◆◆ Act.07 ◆◆「歓喜」◆◆

■■【5】■■

 “ぐちゃぐちゃ”と粘液質の音が2人の接合部から響き、もったりと彼女の胸郭で高く盛り上がった椰子の実おっぱいが、“ゆっさゆっさ”と上下に揺れ動く。
「……ぁあ…………イクの……また、またイクの……あっイク……あっイク……イクイクイク……いっ……」
 “ぎゅううう”と、両脚の指が丸まり、そして反り返る。膣が締まって幸一は小さく呻き声を上げた。

はっ……はっはっ……はっ……はぁっ……

 オルガスムスに達して意識が遠退き、イキはじめて気が付いて、そこからすぐにまた意識が遠退く。
 “どちゅっ……どちゅっ……どちゅっ……”と、力強く、深く、そして熱い反復運動が、サティの意識を何度もさらってゆく。
 その繰り返しだった。
 もう何度オルガスムスに押し上げられたかわからなかった。
「あう……あ〜〜……あ〜〜……」
 サティの全身をしっとりと汗が覆い、陽の光を弾いてキラキラと輝く。
 いくらなんでもイキ過ぎだった。揺さぶられた自我が悲鳴を上げかけていた。涙が溢れ、ぽろぽろとこぼれる。その涙を振りまくように“いやいや”と首を振り、サティは幼児が母親にそうするように、両手を伸ばして抱擁を求めた。
「ちゅう……してぇ……」
 涙と汗とヨダレで“べちゃべちゃ”の、それでも現在存在する女性のほとんどが敗北感を感じてしまうであろう美しい顔で、サティが泣きながら懇願する。幸一は肩に担ぐようにしていた彼女の両脚を下ろし、大きく広げてその間に体を割り入れると、躊躇うことなくサティの唇に自分の唇を重ね、彼女の舌を誘い出して吸い立てた。“ぺちゃぺちゃ”と水音を立てて唇を嘗め、歯茎や頬の内側を嘗めながら腰を“ずんっ”と打ち付けると、サティは“ふぅん……”と甘ったるい鼻声を漏らし、その長い両脚を幸一の腰に絡め、より深くの挿入と密着をねだった。
 そうして涙に濡れる瞳で幸一を懸命に見上げ、
「……出して……」
 と、全てを委ね、全てを許し、そして全てを受け止める慈母の微笑みに、全てを呑み込み食らう娼婦の蠱惑さをまぶして囁いた。
「いっぱい……いっぱいだして……おなかいっぱいにして……」
「うん」
「幸一さん……だいすき……だいすき……あいし……あひんっ!!」
 最後まで口にする前に、“ぼちゅっ!……ぼちゅっ!……”と、今までよりももっと力強くて、深くて、そして火傷しそうなほど熱いストロークの反復運動が始まった。性感が高まり『ラヴ・ドリップ』を受けるために子宮口がかなり下りてきているところにコレだ。奥まで届いた彼の男根が、ボルチオ性感帯である子宮口に繰り返しキスをする。若く、こなれていない場合、そこは責められると痛く感じてしまうものだが、サティのそこは適度に“こりこり”としていながら柔軟に男根を受け止めていた。ギガンテスの『愛合用アニマ』に「ボルチオ性感帯」が実際にあるのかどうかは不明だが、現実の女性と同等かそれ以上の感度で快楽が再現されているのは確かだった。
「あっ……はぁ……んぅ……」
 子宮が揺さぶられ、充実した肉の脈動が反復によって増幅し、サティの体全体に満たされた幸福感がさざなみのように広がってゆく。自然、彼を抱きしめながら涙がこぼれ、熱い吐息のまま夢中で彼の唇を吸った。
 二人の胸の間で、サティのしっとりと汗ばんだ重たい美爆乳が“むにゅむにゅ”とカタチを変える。
「すき……すきです……すぅきっ……ぃっひ!……すき……すきなの……すき……ひっ!……すき……」
 “ぬるる……”と引き出され、“とちゅっ”と一気に奥まで突き入れられる。そのリズムを継続させたまま唇を嘗められ、首筋を嘗められ、そうして乳を吸われて甘く噛まれた。彼の唾液が残った部分が“カッ”と熱く火照り、噛まれた乳首が“じんじん”と熱を持つ。
「イクよ」
「うんっ……うんっ!」
 目を瞑り彼の男根が膣内を行き来するのを甘美に、そして如実(ダイレクト)に感じながら、彼の腰に絡めた両脚を無意識に締め付けた。それは愛する人の精を一滴も逃してなるものかという、ギガンテスの全てが持つ女の原理性(「愛する人の精で受精したい」「愛する人の子を宿したい」「愛する人の子を出産したい」)が成さしめたものだったかもしれない。
 “とっ……とっ……とっ……とっ……とっ……とっ……”と、リズミカルに何度も何度も子宮口をつつかれ、叩かれ、揺らされる。“きゅううぅ”と子宮が、膣が、収縮したように感じた後、不意に“ぼわん”とそこから熱が生まれて全身に広がっていった。
「ぁあはぁ〜〜〜……」
 彼の腰に絡めた両脚が“びくっびくっびくっ”と震える。
 と同時に、

どくんっ……

「あひっ! ひっ……ひぃっ……」
 幸一の男根から濃密で濃厚で、彼の存在をかけたサティへの愛が、強烈な奔流となって迸り、彼女の膣奥を叩くようにして子宮口へと殺到した。
「あぁ〜〜〜ッ!!!!」

 それは熱を持っていた。

 質量的な重さを持っていた。

 そして狂おしいほどの激烈な、普段の彼からは想像も出来ないほどの独善的(わがまま)な、幸一(オトコ)が元来自分のオンナに対して持つ「お前は誰にも渡さない」という『毒』を含んでいた。
『死んじゃうっ!! 死んじゃうっ死んじゃう死んじゃうぅっ!!』
 その『毒』は膣から子宮から体の内側から、手の指先から足の指先から髪の毛の一本一本の先端に至るまで、サティを構成する全てに染み渡って彼女を“侵して”ゆく。
 逃(のが)れられない。
 逃れたいなんて思わない。
 むしろ縛られたい。
 「お前は俺のモノだ」と宣言されたい。
 彼のモノになれるのなら他には何もいらない。
 そんな、彼の『毒』はあまりにも甘美で、サティは“いやいや”と首を振りながらも彼に必死にしがみついて、自分の全てを彼に与えようとしていた。
 括約筋が“きゅうっ!”と締まり、膣口が彼の男根を扱くように引き締まった。でありながら膣自体は緩んで、男根が行う射精をゆるやかに受け止める。
 “どろり”とした『ラヴ・ドリップ』が、空虚だった子宮を幸せで満たしていく。
「あぁぁ〜〜〜〜〜……あぁっ〜〜〜〜〜〜!!……あぁぁあああぁぁああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
 ぎゅっと閉じた両目から“ぽろぽろ”と涙をこぼしながら、サティの唇が長く細く、切なく苦しげで、それと同じくらい嬉しそうな声を漏らした。

 それは、歓喜の歌だった。

 涙こぼれる愛の歌だった。

 そう。

 サティは「その時」、高らかに、誇らしげに、そして世に在る全てのモノに対して、愛する人から愛を得た、そのたった一つの世界の真実を悦びの歌にのせて放ったのだった。
この記事へのコメント
いよいよ愛合もクライマックスのようですね。
同サイズとのSEX(それもバーチャルなだけに気兼ねなく野外!)もエロくてたまらないものがあるのですが、バーチャル世界ではでっかいサティや小さいサティとの愛合などはできないのでしょうか…?
Posted by 通りすがり at 2010年11月12日 23:34
 小さいサティは無理かもしれませんが大サティのメンタリティのままでの愛合は可能かもしれないですね。オトナの女への恐怖感が薄れた今は。
 今のところ、書く予定はありませんが。
Posted by 推力 at 2010年11月16日 19:49
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