■感想など■

2011年02月04日

[PAIN]『Piece.01』「にくらしいあなたへ…」〜あなたが抱いてくれるなら〜

■■【2】■■

 素裸になり、ベッドの端に座った彼の両脚の間に跪くと、彼女は自分が彼だけに仕える奴隷か召し使いのように感じて、倒錯的な想いにかられてしまう。傅(かしず)き、降伏する事によって「彼に征服された至福」を感じてしまうのだ。
 誰に抱かれようと、誰に『精』を注ぎ込まれようと、今この時、自分は彼だけのモノであり、彼は自分だけのものなのだ。
 そういう想いである。
 彼女は丁寧に彼のズボンのファスナーを開けると、それがこの世で一番大切な宝物のように、情欲で濡れた瞳で見詰めた。
「ふあっ……くふっ……う……んんっ……」
 愛しそうに舌をはわせ、はむはむと唇で甘噛み、舌全体で頭に溜まったぬめりを嘗めとってゆく。
 溜まった恥垢を奇麗に嘗め、飲みこみ、大きく口を開けて彼を向かい入れる。喉の奥まで彼を誘うと、上顎のこりこりした部分で刺激しながら、たっぷりと唾液をまぶして抜き出した。それらを全て、愛しくて愛しくてたまらない、したくてしたくてたまらない、といった感じで繰り返すのである。今の彼女を見れば、おそらく誰もが彼女をインフォマニア(多淫症)だと思ってしまうに違いなかった。
「そんなに俺の○ンポが好きか?」
 嘲るような、見下すような彼の声音に、彼女はうっとりとした笑みを浮かべて肯いた。
「すき……クラウドのお○んちん……好き……」
 ねっとりとした粘液で唇を濡らし、何度もそう口にする彼女は、まるで白痴のようだ。ぺろぺろとキャンディを味わう童女のように、ティファは両手で大切そうにクラウドのモノを手にしているのである。
「…………もういいだろ。さっさとしろよ」
「………………」
 彼の面倒くさそうな言葉に、彼女の顔に一瞬、哀しそうな表情がよぎる。だが、ティファは笑みを絶やさずに彼に背を向けると、腰をかがめて左手で、その豊かに引き締まった自分の尻を分けた。
 ベッドに座ったまま硬く勃起した彼のモノに、腰を下ろして挿入しようというのだ。
 クラウドからは、ティファが自ら見せた後ろの『蕾』も『花』も、全てが視界に入っている。それらはぬらぬらと光を弾いてきらめき、ひくつきながら蠢(うごめ)いていた。赤味を帯びたピンクとココア色の股間は、早く彼を迎い入れたくて待ちきれないようだ。

じゅぷ……ぷぷぷぷ……

「うあっ……は…………ああ…………ああ〜〜〜〜〜〜………………」
 ぬるぬるとぬめり、温かな『花』は、何の抵抗もなく彼をその深淵へと向かい入れた。当然だろう。十数分前には、ここにクラウドよりも太いモノを迎い入れ、責め苛まされていたのだから……。
「あうんっ……ふっ……ふう……」
 クラウドは何もしない。
 ただ、じっと座って後ろ手に体を支えているだけだ。
“勝手に貪(むさぼ)れ”
 ……そういうことなのだろう。
 ティファは半ば泣きながら、中腰に立って、自ら尻を上下に揺すった。男根を咥え込んだまま、両手をクラウドの両膝に置いて、尻の上下運動だけで彼の射精を促そうというのである。

ぶっ……ぶぶっ……ぶぴっ……

 胎内に送り込まれた空気が、放屁のような無様な音を立てる。恥かしさと屈辱に、ティファは目眩すら覚えていた。
 それでも、彼が「愛して」くれるのを待つより、他はないのだ。
「ひっ……ひいっ……うっ……あっ……あっ……」
 ティファは懸命になって彼を刺激した。『蕾』に力を込め、彼を締めつけて“くにくに”と断続的に動かした。時折尻を捏ねるように回し、引き上げて、“ぢゅぷぷぷぷっ”と引き降ろした。彼の様子を探るように、肩越しに彼を見やる。しかし、彼女が期待したような表情を、彼は浮かべてはいなかった。
 ティファがどんなに懸命に彼を善がらせようとしても、それでも彼は、両手を後ろでベッドに付いたまま、冷たい眼で彼女を見ているのだ。
「クラウド……クラウド…………」

くぽっ……

 彼女は自分の胎内(なか)から彼を引き抜くと、ぶるるっと身震いして彼に向き直った。
「クラウド、してくれないの? 今日は、ダメ?」
 捨てられ、雨に濡れて道行く人を眺める仔犬のように、ティファは哀れっぽい瞳で彼にすがった。自分の『蜜』でぬらぬらと濡れ光る男根を、豊か過ぎるほど豊かな乳房で挟み、“ふにふに”と刺激しながら上目遣いで請うのだ。
「クラウドをぜんぶ感じたいの。クラウドは、ぜんぶ欲しいの。私はクラウドを、ぜんぶ受け止められるよ」
 少し気弱げに目を伏せ、ちらちらと彼を盗み見る姿は、彼の心に嗜虐的な炎を灯らせる。
「全部受け止められるっていうのか?」
「うん。受け止められる。受け止めてあげる……だから……」
 彼女は、彼の言葉に混じった侮蔑と嘲笑の色に気付かなかった。嬉しそうに彼を見上げ、犬ならば尾を振りたくりそうな笑みでもって彼の視線を迎えたのだ。
「あっ! ……いっ!」
 クラウドは何も言わず、ティファの左乳房をぎゅむっと掴むと、不意に引っ張って自分に引き寄せた。そのまま彼女の上半身を起こさせ、今度はまるで、スリをはたらいた小汚い少年にするかのように突き飛ばす。
「あっ!」
 乱暴な彼の行為に、彼女の瞳に脅えの色が混じる。安っぽい絨毯に白い裸身を投げ出し、ティファは許しを請うように彼を見上げた。
 私は何か悪い事を言ったのだろうか? 彼の気分を悪くさせるような事をしたのだろうか? このまま部屋を追い出されるのだろうか?
 ティファの脳裏には、『精』を受ける事も出来ず、彼のモノを胎内に迎い入れる事も出来ずに素裸のまま廊下に追い出された日の事が、鮮やかに蘇っていた。泣きながら部屋に帰って、相部屋のユフィに、にやにやと笑われた時の屈辱と羞恥は、忘れる事が出来ない。
 だが彼は、バレットの精液の混じった『蜜』を“とろり……”と垂らしたティファの尻を、両手でぐいっと引き起こすと、彼女を四つん這いにさせた。ベッドの上ではない。安宿の、少し匂う色褪せた絨毯の上で、だ。
 そのまま“ぬるり……”とモノを差し込むと、一気に彼女を貫く。

ぱちゅんっ!

 『蜜』が飛び散り、豊かな尻が波立つほどに激しい“責め”だった。強く押し入った男根は子宮口に届き、可愛そうな怯える子羊のような子宮を揺らし、圧迫し、蹂躪した。真っ白な電撃が脊髄に流し込まれたかのような衝撃に、彼女は意識が根こそぎ持っていかれるような恐怖を感じる。
「あっ! やっ! やああっ!」
 彼に奉げるように尻を高く掲げながら、腕を突っ張ってその濁流に対抗する。だがそれが、その恐怖が激しい快楽の波に取って代わるまで、彼は許しはしなかったのだ。

ぱちゅんっ! ぱちっ! ぶちゅっ!

 豊かな尻を両手でしっかりと掴み、彼女の中心に向かって己を突き出す。差し込まれた激情は柔らかな内襞を擦り、こりこりとした筋肉を押し開いてゆく。『蜜』は溢れ、滴って、内腿を垂れて絨毯を汚した。
「い……いくっ……いくっ……いくいくいくっ……」
 顔を振りたくり、髪を乱し、涙と涎と汗を振りまいて、ティファは引きつる喉で懸命に彼に訴えた。
 が、彼は尚も激しく責めながら、ぶるぶると揺れ動く乳房を右手で掴むと、ぎゅっと握り締めて耳元で囁いたのだ。
「イクな」
「そっ……そんなっ……無理っ……ひいあっ! ああっ! あーーーーーーーーーーーーっ!!」
 彼の無慈悲な顔を振り仰ごうとしたティファは、左乳房を握り締めていた彼の右手が、粘液にまみれた『花芯』を素早く強く擦るに至り、ついには全身を突っ張り、弛緩させて絶頂に達してしまった。
 全身から力という力が抜け、ぐったりと絨毯に崩れ落ちたティファを、クラウドはつまらないものでも見るように見下ろす。そうして、そんな冷たい視線のまま、まるで水揚げした魚でも値踏みするかのように、彼女をごろん……と仰向けに転がした。
「あ……」
「俺の言い付けが守れないのか? ダメなヤツだな」
 クラウドの声は硬い。
 それは、ティファの“粗相”に腹を立てている声だ。
 彼は、素晴らしく長く美しい形の彼女の左脚を掴むと、モノでも扱うかのような素っ気無さで彼女の体を開いた。白い内腿が鮮やかなピンクに染まり、ふるふると震えている。ぐったりとしたティファは抗う事も出来ず、彼に両脚をいっぱいに広げられながらぐすぐすと涙を流した。
 クラウドは彼女の左膝の裏に右手を差し入れ支えたまま、左手で粘液にどろどろに汚れた『花』へ、無遠慮に指を差し込んだ。
「ひ……いぁっ……」
「俺より先にイクなって言っただろう?」
「あっごめっごめんなさいっ……ごめっ……あひっ……」
 粘液にまみれ、ねとねととした『花』の中に、2本の指を差し入れ、押し開き、彼女の胎内をたっぷりと眺める。赤い内臓の色には白濁した汁が溜まり、てらてらと光を弾いていた。
 彼女は恥かしさに身じろぎし、両手で顔を覆って言葉も無いままいやいやと首を振った。
「エアリスはちゃんと俺がイクのを待ってくれるぞ」
「ごめんなさいっ……ごめんなさぁいぃ……」
 消え入りそうな懇願の声にも、クラウドは耳を貸さなかった。すぐさま彼女の両脚の間に体を割り入れると、彼女の左脚を右腕に抱えて男根を差し入れたのである。
 そこには慈悲の心も愛も慈しみも無い。
 彼の腰はすぐに律動を開始し、彼女の『花』を蹂躪しはじめたのだ。
「……おねがいぃ……ぃ……いひっ……ぃ……や……休ませてぇ……」
 涎と涙でべちゃべちゃに汚れた顔を懸命に彼に向けながら、それでも彼女は出来るだけ精一杯『花』で彼のモノを締め付け、快感を与えようと努力している。だが彼女のそんな健気な行為も、彼の冷たい言葉に血を通わせる事は出来なかった。
「これしきでまいってるんじゃ、やっぱりお前一人で俺の全部を受け止めるなんてムリだ」
「あっ……ううん……大丈夫。大丈夫だから……」
 クラウドの言葉にぎくりとして、ティファは懸命に意識を繋ぎ止めた。
 正直、疲れ果て、意識を保っているのも辛い。股間はひりつき、何度も強制的に絶頂に押し上げられ、そしてそこから堕とされて、彼女の涙に濡れた瞳には何も映ってはいないのだ。
 それでも、彼がエアリスやユフィを抱くより、ずっとずっといい。
 この体など、どうなっても構わないほどに。

 彼さえ、自分の側にいてくれさえすれば……。


         −おわり−

■■[PAIN]『Piece.01』「にくらしいあなたへ…」〜あなたが抱いてくれるなら〜■■

「2011/02/02 01:00」投下開始
「2011/02/03 01:00」完了
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