■感想など■

2011年04月27日

[LIPS]『Piece.04』「二人の睦」〜愛しあうということ〜

■■ Scene.02 ■「クラウド」■■
 薄明かりの下の、いつもの睦み。
 交わり。
 ティファの「匂い」は、俺を安心させる。
 ほっ……とするんだ。
 ちるちると舌をすすり、唇を嘗めるキス。
 相手の全てを味わおうとする貪欲な大人の口付けを、二人で楽しむ。
 吐息までも吸い尽くし、その魂をも取り込もうとするのは、相手が愛しいから。
 自分の一部にしても良い程、愛しくて必要だからだ。
 俺はそう思う。

「ぷふ……ふああん……」

 くうん……

 唇を離した途端、ティファは切なげに俺の首に噛り付き、甘く啼いた。
 鼻を鳴らし、裸の胸を俺の体に擦り付ける。
「……いつも……思うんだけど……」
 濡れた情欲の絡んだ、淫らな声が耳に届く。
「なに?」
 髪を撫でながら、俺は彼女の耳たぶをこりっ……と噛んだ。
「ん……んん……クラウド……そのキス、一体どこで覚えたの?」
「……なんで?」
 体を離し、俺の目を見つめる。
 どうしたんだ?
「だって……」
 真っ直ぐに彼女の瞳を見つめると、彼女はふ……と目を逸らして唇を噛んだ。
「気持ち良くないか?」
「ちがうの! ……気持ち……良すぎるの。ね、どこで?」
「どこでったって……神羅にいる時に鍛えたからな」
 俺の答えに、ティファは、ぷっ……と頬を膨らませて拗ねるフリをした。
「……クラウドってプレイボーイなのね」
「神羅にいた時だって。過去形で言えって」
「……何人の女の子を泣かせたの?」
 顔は笑っているが、目が笑っていない。
「…………」
 何て答えようか?
 どう答えても、ティファは納得しないだろうな。
 そう思ったから、俺は彼女の甘い唇を、再び塞いで彼女を抱きしめた。
「んむ……ごまかさな……んっ…………んあっ…………」
 我ながら、ズルい手だとは思ったが、細かく詮索されるのは好きじゃない。
 いくら夫婦でも……だ。
 もっとも、神羅の兵士だった頃の記憶は、まだあやふやで、とても説明出来るものじゃないんだ。
 だからといって、それを言い訳にする手はもう使った事があるから使わない……なんて事じゃないのは、断言しておく。
 長い長いキスは、彼女の体から力が抜け、全てを俺に委ねてくれるまで続けた。
「今、オレはここにいる。それじゃあ不安か?」
「…………ずるい…………」
 くらくらとしているのか、焦点の定まらない瞳で俺を見つめ、ティファはやっとそれだけ言うと、再び俺にしがみついた。

 ベッドに寝転んだ俺の右に、ティファは横座りし、長い髪をもの憂げに掻き揚げた。
 そうして、俺の剥き出しのモノを右手で探って、きゅ……と握りながら、身を屈めて俺の耳に甘く囁く。
 そうすると、豊かな乳房がすぐ側でゆらゆらと揺れて、素晴らしく眺めがいい。
「……して欲しい?」
 いたずらっぽい瞳は、期待感に濡れて光っている。
 何の事は無い、ティファ自身がしたいんじゃないか。
 俺をいぢめようなんてのは、10年早いぞ。
「ティファのえっちな口で?」
「そう、私のえっちな……って、何よう……それ」
 心外……といった感じで、ティファの、俺のモノを握る手に力が入る。
 ぐいっと彼女の頭を引き寄せ、む……と突き出した唇にキスしてやると、彼女は不意打ちに驚いてすぐに力を抜いた。
「だってそうじゃないか。キスが大好きで、えっちな事言うのが大好きで、声出すのが大好きで、ぺろぺろするのが大好きで……むぐっ……」
「ばかっ……私、そんなにえっちじゃないもん」
 ぷう……と膨らんだ彼女が愛しい。
「でもいいわ。してあげる」
 俺が答えないまま、彼女は一人で答えを出し、俺の股間に顔を伏せていった。
 右手でモノをしっかりと掴み、左手で体を支えて、俺のモノに唇を被せてゆく。

ぬぬぬぬ……

 口の中でちろちろと舌を動かし、俺を刺激する。
 るん……と唇でしごくようにして抜き出すと、頭ごと舌を横に振り、先端を薙ぐようにして嘗めた。
「う……」
 つい声が漏れる。
 ちら……と俺を盗み見たティファの瞳が、勝ち誇ったように見えたのは俺の気のせいだろうか。
 ティファはモノを左手に持ち替え、右手で『袋』をむにむにと刺激し始めた。
 モノの先端の、括れの所まで口に含み、その襞に溜まった恥垢までも嘗め取る。
「いいのよ」
 口に含んだまま言葉を発したその震えに、俺は弱い。
「私にいっぱいちょうだい……」
 ティファもそれを知っているから、繰り返すのだ。
 俺は我慢出来なくなって、ティファの尻を引き寄せ、脚を上げて顔を跨らせた。
 互いに性器を眺める姿勢だ。
「あ……だめっ……」
 体が馴染み、快感を貪る事に、罪悪や激しい羞恥を感じる必要は無いと知ってからのティファは、以前より積極的に快感を与え、そして得ようとする。
 俺にはそれが嬉しい。
 しかし、ティファはどんなに馴染んでも、「恥じらい」だけは失っていない。
 「恥じらい」から生まれる快感を忘れていない。
 今も、自分の『花』をつぶさに眺められているという意識は、羞恥と共に快感となって彼女の体を駆けているに違いないのだ。
 でなければ、触っていないにもかかわらず、彼女の『花』が見る見るうちに潤み、濡れ光る理由が見つけられない。

ちゅるるっ……

 俺は、両手で思いの外大きな尻を抱え、『蜜』を溢れさせる『花』と、もしゃもしゃとそれを上品に覆う『茂み』に鼻を突っ込み、彼女が泣きながら懇願するまで責めた。
 嘗め、すすり、うすく咥える。
 『花弁』を唇で挟んで、引っ張ったまま舌で震わせる。
「やあっ……やあっ……」
 顔を反らせ、喉を露にしながら彼女は啼いた。
 しかしそれは、自分の快感を増すためのポーズに過ぎない。
 いやいやと首を振りながら、その実、ふるふると震える両脚は一層広げられ、もじもじと、もどかし気に身じろぎしているのだから。
 しかもより一層、俺の唇と舌を求めて、まるで擦り付けるように『花』を押し付けてくるのだ。

 俺はティファの『花』を下から眺めやり、思うさまに指と舌で弄ってやりながら、重く垂れ下がり、ゆるん……と揺れる乳房を触るのが好きだ。
 「垂れ下がる」と言っても、別にティファの乳房が垂れている訳じゃないぞ。
 けど以前に、この状態が何かに似てるな……と思って、思い付いた途端「牛の乳絞りに似てる」んだ……って口にしたら……

 噛まれた。

 それ以来、俺はいくらそう思っても、決して口にしないようにしている。
 人差し指と中指で、ぷゆん……と膨らんで、こりこりと堅くなった紅い乳首をきゅんっ……と引っ張り、指の腹でこね、摘まむ。
 そしてそのまま、ゆったりと丸い乳房を掴んだ。
 こりこりと固く尖った紅い実は、指にしっかりとした『熱』を伝えてくれる。
 情欲に火照った、淫らな『熱』だ。
 それがわかるから、俺は口元に笑みを浮かべるのを抑える事が出来ない。
 もちろんそれは、「軽蔑」や「嘲り」の笑みではない。
 愛しい者が己の行為によって、乱れ、啼く事を至上の幸福とする笑みだ。
 だから、くにくにとひとしきりしごいた後、俺は何の躊躇いもなく、温かな乳房から手を離してしまえるのだ。
「や……いやぁ……」
 そして彼女は「啼く」。
 切なげに、哀しげに。
 俺には、それが嬉しい。
 彼女は俺を「求めて」いるのだから。
「………………」
 手の平で重さを量るようにたぷたぷと持ち上げ、こねると、ティファは甘く鼻を鳴らし、尻を振って、一層激しく俺のモノを嘗め、咥えて舐る。
 愛しそうに、おいしそうに。
 本気でこのまま食べられてしまうんじゃないか?
 そう思った事がある。
 その時、彼女は笑いながら言ったものだ。
 「私のだもん。他の女の子なんかに触らせたら、ホントに食べちゃうから」

 目が笑っていなかったのが恐かった。

 それをシドに話したら
『オレ様ぁ……シエラにマジックで名前書かれた』
 そう言って、世にも情けない顔で頭を掻いてたっけ。
 正直、オンナってコワイと思う。
「はあ……ううん……」
 ぶるぶるとティファの太股が震え、俺の太股にさらさらとした感触が、心地良い重みと共に感じられた。
 ティファが俺の太股に頬をつけ、ぐったりとしているのだ。
 左手はまだ俺のモノをむにむにと握り、時折、ゆるゆると緩慢な動きでしごいている。
 そして思い出したように、モノの側面を嘗めていた。

ぬぬぬぬぬ……

 俺の二本の指が、いとも簡単に、彼女の『花』の複雑な襞を潜り抜け、奥深くまで侵入する。
「ひゃう……ん……んん……」
 びくんっ! と尻が震え、『花』の入り口がきゅううううっ……と俺の指を締め付けた。
「も……もう…………」
 消え入りそうな声が聞こえる。
「ん?」
「もう…………もう…………もうもう……」
 牛か君は。
「もう…………して…………して…………お願い…………」
 実際俺も限界に近づいている。すぐにでもティファの中に放ちたいのだ。
 だが俺は、意地悪く笑って、ひくひくと蠢くティファの『花』を見つめた。
「じゃあ、自分でするんだ」
 彼女の中で指を2・3度にゅるにゅると往復させ、ちゅるん……と抜き去った。
 けだる気に身を起こし、彼女が俺を振り返る。
 ぼんやりとした瞳の中に、淫らな光がはっきりと揺れていた。
 彼女は懸命に力を入れ、ふらふらと中腰に立ち上がって俺の方を向き、腰を下ろす。
 左手を俺の胸に置き、身体を支えて、起立した俺のモノを右手で定めながら、『花』に擦り付けた。
「ああっ……あああっ……」
 やがて彼女は、目を閉じたまま、ピンク色の舌で唇をちろ……と嘗めると、ちゅぷぷぷぷ……とかすかに粘液質の音を立てながら、深く腰を落としていった。
「はああ……あん……あん……」
 温かく、柔らかで、ぬるぬると纏いつく彼女の『花』は、いつものように優しく俺を包んでくれる。
 うっとりと目を瞑り、軽く頤を上げて身を震わせていた彼女は、「ふあぁ……」と口を開けると、ゆるやかに顔を振った。
『たまらない』
 そう言いたそうだ。
 俺の胸に両手を置き、くしくしと『茂み』と『茂み』を擦りあわせる。

みちゅ……

 粘液が俺のモノを伝い、『袋』を伝ってしたたるのがわかる。
 このベッドは、もう何回、何十回とティファの『蜜』を吸っている。
 染み込んでいる。
 けれど、それは決して不快ではない。
 たっぷりと含んだティファの「におい」は、俺を安心させるからだ。
「ふっ……ふっ……ふっ……ふっ……」
 彼女は腰を揺すり、俺との結合を楽しみ始めていた。

 俺の体の上でティファの長い髪が揺れる。
 右へ左へと、彼女の切ない吐息が流れる。
 飛び散る汗に彼女の温かさが残ったまま、俺の胸に、顔に降りかかる。
 鼓動は早い。
 揺れて、そして跳ねる乳首の紅い軌跡を追って、両手を伸ばし、俺は彼女を捕まえた。
 見上げる彼女の乳房は、いつもより大きく豊かに見える。下半分の丸い造形が、俺の目に迫るのだ。
 ゆらゆらと暗闇の海を漂うように揺れるティファの体は、窓からのわずかな月光を受け、白く浮かび上がり、光り輝くように美しい。
「はあ……んんん……」
 余韻の残る吐息は、甘く、切なげに吐き出された。
 下から思うさまこねられ、つままれる乳房に、彼女の高い啼き声が反応している。
 不意に彼女が身を屈めた。
 彼女の両手に頬を挟まれてすぐ、可愛い、見慣れた顔が迫る。
 キスを求めているのだと知れた。
「ん……ん……ん……んん……」
 繋がり、乳房を弄られながらの口付けを、ティファは愛している。
 彼女の情熱的な舌は、そう語っていた。
この記事へのコメント
シエラ専用…
Posted by 通りすがり at 2011年04月28日 22:43
 船乗りは昔から港毎に恋人がいるものです(偏見)。帰る場所がちゃんとあっても、休息する場所は別に必要だと。
 きっとシエラもそういうのはわかってて、それでも「一線を越えるのだけは許さないんだから」という意味を込めたんでしょう。
 酒場の女達には「体の関係無しで金払いの良い“のんべ親父”」として知れてるんでしょうね。シドは。
Posted by 推力 at 2011年05月01日 10:40
なるほど仕事で遠方に行くからこそのマーキングなのですねw
Posted by 通りすがり at 2011年05月03日 23:24
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