■感想など■

2011年05月04日

[LIPS]『Piece.04』「二人の睦」〜愛しあうということ〜

■■ Scene.04 ■「クラウド&ティファ」■■
=クラウド・=ティファとして読んで下さい)

 ティファが自ら自分の両脚を開き、その深みに俺を誘うのは、最近ではそんなに珍しい事では無い。
 自分で足を開くのは、本当はイヤ。
 恥かしい。
 そこには、破廉恥で嫌らしい私がいる。

 「乱れる事」を楽しみ始めたからこそ、出来る仕種なのだ。
 でも、そんな私の想いの裏には、それを楽しんでいる、もう一人の『自分』がいる。
 私がこうする事で、彼の目が嘗めるようにあそこを見るのを、心の底では喜んでいる『私』がいる。
 見ている。

 俺を甘く見つめ、誘うように……いや、明らかに誘いながら、両手で膝の裏に両手をまわし、ぐい……と開く。赤ん坊の様に、仰向けに横たわるその姿は、ひどく無防備で、そして俺の目に官能的に映った。
 柔らかい『茂み』も、赤く充血して、ぷっくりと厚ぼったい『花弁』も、ぬるぬると濡れて、淫猥な香りを放つ『蜜口』も、後ろの『蕾』さえも、全てを俺の目に晒し、捧げているのだ。
 どこを嘗め、触れて「いぢめて」も、彼女は甘く「啼く」だろう……。

 『私』は、おもいきり「甘い想い」を込めて、彼を見る。
 彼の……股間を見る。
 逞しく立ち上がった……おちんちんを……見る。
 いやらしくて……そしてちょっと「悪い」私が、早く彼の「それ」を欲しがる。
 迎い入れたがって、疼く……。

 それは、『はやくココにちょうだい』の、いつでもオッケーな『おねだりポーズ』だからだ。
 「早く来て」そう、叫んでる……。
 きらきらと、瞳を期待感で光らせる彼女は、まるで小魚を目の前にした小猫のようだ。
 震えるほどに、わななくほどに、彼女はキスを欲しているのだと知れる。

 そしてキスして欲しいって、泣いてる……。
 優しく……丁寧に……ずっと……ずっと……胸がとろけるくらい……。

 彼女に覆い被さり、ゆっくりと唇を近づけた。
 彼の唇が近づく……。
 私は期待感に震えながら目を閉じた。


 口付けた。

 キスされた。

 そしてまた口付けた。

 また。

 また口付けた。

 またキスされた。

 また。

 またされた。

 何度も……何度も何度も……。


 何度も何度も口付ける。
 強く……優しく……激しく……奪うように……与えるように……。


 まるで、大きなケーキを少しずつ食べていくみたいな……。

 極上のウイスキーを味わうように。

 クリームをちょっとづつ舌にのせて味わうみたいな……。

 食後のブランデーを味わうように。

 上唇を……下唇を……舌を……ついばまれる。
 頭の芯が「じん……」とする。
 じゅわん……と、腰の……中心が……濡れる……。
 いやらしく……淫らなものが、心の底からたちまちの内に生まれて、広がってゆく……。
 広がってゆくにつれて……体が……震えるの。
 そして。
 うれしいから……悦ぶの。
 「彼」に、いやらしく、淫らにされる事が、うれしい。
 そして彼は、私がいやらしく、淫らになるのが、うれしい。
 わかるの。私には。

「んん……ん……んっ……んう……」
 彼女の柔らかい唇を嘗め、真珠のような歯を、滑らかな歯茎を嘗め、ぷっくりとした下唇を軽く噛みながら、舌でちろちろとくすぐった。
「んむ……ん……」
 じれったそうに身をよじり、覆い被さる俺の腰に、その素晴らしく美しい形の両脚を絡めて、一刻も早く向かい入れようとする。
 両腕は俺の首を抱え込み、キツイ程に引き寄せて、俺の流し込む唾液を一滴も残さぬかのように、喉を鳴らしながら飲み干しているのに……だ。
「ふっ……あっ……」

にゅるん……

 モノの先端を『花弁』の合わせ目に滑らせ、すっかり濡れそぼった、その粘液の「ぬかるみ」を楽しむ。

にゅる……にゅる……

 俺はモノの裏側、くびれた部分で、ティファの『花』をこねた。
 正確には『花芯』を「薙いだ」のだ。
 強い快感に「奥」へと逃げ込んだ『花芯』を掘り起こすようにして、それに被さる『花弁』をこねる。
「あっ……あうっ……あーーーーーーーーっ……」
 声は濡れた愛欲をまぶされて、長く糸を引くようにして漏れた。
 そうして俺は「遊ぶ」。

 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……。

 そうして、彼女が泣きながら請うまで続けるのだ。
 俺は、甘く「いぢめる」事を、心から楽しんでいる。
 そうする事で、ティファがより可愛くなる事を知っているからだ。
「い……いやっ……いやっ……いやっ……」
 彼女は、その美しく長い黒髪が顔に降りかかるのも構わず、上唇を嘗めながら、いやいやをするようにして首を振った。

「くあ……あん……あ……」
 思わず声を上げ、唇を離して、きゅうう……と彼の首を抱きしめた。
「いや……いや……」
 声が漏れる。
 泣きそうだった。

ちぷ……ちぷ……ちぷ……ちぷ……ちぷ……

 粘膜と粘膜が触れ合い、透明な糸を紡ぎながら立てる密やかな音は、私の感覚をより鋭敏に、そして甘くしてゆく。

 ティファは可愛らしい。
 贔屓目ではない……と思う。
 長く、艶やかな黒髪は、太股まで伸び、うねるようにベッドに広がっている。
 その黒い海に浮かび上がる白い裸身は、俺には妖しく誘う魔性のものにも見える。
 だが、すっきりとした顎の線と、凛とした瞳の光には、彼女の強い意志を感じずにはいられない。
 それは決して邪悪なものでは無く、それどころか……。
 『聖女』として俺の心に住む「彼女」すらも、凌駕してしまうのではないか?と……考えてしまう程だ。
「あ……やっ……やんっ……」
 切なげにうっすらと開かれた瞳には、いっぱいに涙が溜まり、熱く潤んで俺を責めていた。
 少し垂れた目尻は、彼女の顔を冷たい印象にせず、愛敬のある可愛らしいものにしている。
 だからこそ、その表情は、お菓子をもらえずに拗ねる、小さな少女を思い起こさせるのだ。
「来て……来て……」
 そして、狂おしい程の情熱的な口付けによって、うっすらと塗った口紅がすっかり取れてしまっても尚紅い唇は、濡れるように艶やかな彼女の言葉を紡ぐ。
 彼女の唇から紡ぎ出される声は、いつも奇麗に透き通り、聞く者の心に深く入り込む。だが、決して冷たさは感じさせない。
 その声を聞く者に、温かみのある声音は、親しみやすさだけを感じさせるのだ。

 今その声は、甘く濡れ、俺のモノを求めて喘いでいた。

「やっ……やあん……」
 俺はきゅ……と彼女を抱きしめ、そして次には、彼女の両腕を強引に俺の首から外し、身体を起こした。
「やだぁ……」
 ティファは、まるで「だっこ」をせがむ子供のように、俺に向かって両手を伸ばす。
 だが、俺がその手を無視すると、ぐずぐずと鼻を鳴らしながら、俺のモノが擦り付けられる『花』を自ら探った。

 私は、ほとんど泣き出しそうだった。
 彼の「いぢわる」が、たまらなくもどかしい。
 早く欲しいのに。
 早く来て欲しいのに……。

 彼女のもどかしげに動く腰は、少しでも俺を向かい入れようと止む事無くくねっている。
「はっ……あっ……」
 そしてティファの両手は、俺のモノを捕まえる。
「ちょうだい……ちょうだい……ねえ……いっぱい……いっぱい……」
 今だ放出していず、熱く硬質な俺のモノを、両手の人差し指と中指の間に挟み、にゅ……にゅ……と一心にしごく。
「こらっ」
 その、俺の「感じる所」を知り尽くした指の動きに、あやうく達しかけて、俺は慌てて腰を引いた。

 固く絡められた私の両脚をほどいて、両手からも逃れて、彼は息を付いた。
 きっと猛っているに違いない「嵐」を、彼は無理矢理抑えると、深く息をして、私の体を見る。
「はやく……ね?はやく……めちゃくちゃにして……」
 気だるい上半身を両肘で支えて、ちょっとだけ上目使いに見ながら、私は甘く、少し鼻にかかった声で俺を誘った。

 ちょっとだけ、演技。

 彼を、たまらなくさせたい。
 だから、少し肩を揺すって、たっぷりと重い胸を揺らす。
 彼の、私の胸を見る目は、えっち。
 だから、ちょっとだけ、揺らすの。自分で。

「…………」
 ティファの……なまめかしく揺れ動く胸には、いつも吸い寄せられる。
 彼女の乳房は、実に美しく、魅惑の蜜をたっぷりと纏わりつかせ、頭のシンを揺さぶる甘い香りを放っているのではないか?とさえ、感じてしまう。
 手でなぶり、口付け、舌で嘗め尽くしてやりたいと思うのだ。
 それ程、惹かれる。
『マザコンのケがあるとか……?』
 この俺が?
 …………なわけないか。
 俺は、ティファの視線が追うのを意識しながら、左の乳首に口を近づける。

 彼の顔が胸に覆い被さるのを、私は息を詰めて見つめた。
 そうして、少し野卑に口を付け、キツく吸う。
 ちゅうっ! と音がするほど、強く吸われる。
「あっ……あんっ!」
 声は、密やかに漏れた。

 舌先に感じる、ふるふるとした感じは、簡単に俺を陶酔させる。
 くにくにとした乳首の感触は好きだ。
「んあん……」
 口に含み、舌で遊ぶと、ティファは甘えた声を出してくれる。
 ぎゅ……と俺の頭を抱きしめるのだ。

 愛しくて愛しくて、彼の頭を夢中で胸に掻き抱いた。そして彼の髪に顔を埋める。
 幸せが胸を満たして、私は涙が滲むのを感じていた。



 豊かな胸に抱かれて、半ば窒息しかけながら、俺は「ちるちる」と滑る粘液を先端に感じながら、自分のモノを右手の指で、目指す場所へと定めた。
 ぴちゅ……と彼の、湿った、丸い、ウサギか犬の鼻面のような……お……ちんちんの先端が、私の『花』に添えられた。
『ああ……来る……』
 それだけが、心に浮かんだ。
 至福……。
 その想い。

 そして……一気に突き入れる。
「く……ふぁぁんっ……」
 頤を天井に向けて、ティファがその白い喉を俺の目に晒した。

 一気に貫かれて、一瞬頭の中が真っ白になった。
 声は、押し殺すように漏れた。
 耐えられる訳無かった。
 ……耐えられるとも……思わなかった。

 立てられた肘が崩れ、彼女は両手を口元に持ってゆく。
 きゅ……と肩をすくめ、ぴくぴくと身体を震わせるのを見て、俺は笑みがこぼれるのを抑えられなかった。
 軽くイッてしまったのだとわかったからだ。

「ん……いい……いいの……いいの……」
 くうん……と鼻を鳴らして、首を竦めて胸を抱いた。
 お腹の中から、じわじわと彼の存在が身体に染みて行く。

 ティファは、か細く言葉を紡ぎ、時折唾を飲み込んだ。
 そして俺は、じれったいほどの緩慢さで、ゆっくりとモノを往復させる。
 ティファはこれが好きだ。
 あられもなく両脚を開いたまま、ひくひくと痙攣するようにそのなめらかな腹を波立たせるのだ。
「あっ……あっあっ……あっ……」
 すっかり開ききり、何の抵抗も無く俺のモノを奥深くまで向かい入れた彼女の『花』は、繊細な襞の紡ぎを絡ませて、たっぷりと『蜜』を纏わりつかせている。
「あんっ………………あんっ……………………あんっ……………………」
 ティファは、俺を迎え入れながら可愛らしく……「啼く」。

 彼のおちんちんが、ゆっくり……ゆっくりと、引き出され、そして、引き出された時と同じくらいの緩慢さで、奥深くまで突き入れられる。
 こりこりとした感覚が、モノを包んで、そして絶え間無い刺激を与えてくれる。
「んっ……」
 つい、声が漏れた。

 クラウドの声が聞こえた。
 彼が声を上げるなんて、珍しい……。

 それだけ、「いい」のね?

 それだけ、「私が」気持ち良いのね?

「はぁ……ああんっ…………ね、クラ…………クラウド…………クラウ……ド……」
 からむ喉を一生懸命開け、彼を滲んだ目で見つめた。
 くらくらして、彼の優しい顔がよく見えない。

「ん?」
 俺は、うっとりとなり半ば無表情に近くなった彼女の顔を見つめた。
「クラウド……クラウド……気持ち良い? 私……気持ち……良い?」
 唾を飲み込みながら、懸命に語り掛けてくるのが、たまらなくいとおしい。
「ああ……いいよ。気持ち良い。」
 くうん……と、俺の言葉にティファは鼻を鳴らし、くにくにと『花』で俺のモノを締め付けた。暖かく、柔らかで、そしてたっぷりと濡れたその場所は、俺に至福の感覚を与えてくれるのだ。
『馬鹿になりそうだ……』

 この気持ち良さに溺れたら、確実に自分はダメになる。

 俺の魂は、そう言っている。
 だが、もう「遅い」……かもしれない。
 頭の芯が、熱く爛れるように痺れていた。
 ティファの「肉」を知ってしまった今では、神羅兵の頃のように、他のオンナを抱く事など出来ないだろうという思いが……ある。
 形の良い眉を顰めて、真っ白な歯をうっすらと覗かせた彼女を見ながら、俺は思うのだ。
 だが、「それでもいい」と……「それでいい」と、思う。
 素直にそう思う。
 そして今はただ、ティファの「胎内」に放ちたいという欲求だけが心を満たす。
「おいで」
 俺はティファの脇から手をまわし、両手でぐったりとした彼女を抱き上げた。
 繋がったまま……だ。
 そしてベッドの上に足を投げ出して座り、彼女を「俺の上」に座らせた。

 彼に気だるい身体を抱き寄せられて、彼のおちんちんが入ったまま、夢中で彼にしがみついた。
「クラウド……クラウドぉ……」
 あん……どうしてこんな泣きそうな声しか出ないの?!

 泣きそうな顔で一生懸命キスをねだる彼女に、俺は「しょうがないな」とでも言うかのような顔を作ってやる。
「ん……ん……ん……ん……ん……」
 そして、口付けしたまま、ティファの尻の双丘を両手で掴み、抱えて、ベッドのスプリングを利用しながら、下から立て続けに突き上げるのだ。

ギシッ……ギシッ……ギシッ……ギシッ……ギシッ……ギシッ……ギシッ……ギシッ……

「あんっ……んっ……あっ……あっ……あっ……んっ……んっ……あんっ……んっ……」

 そのハーモニーは、俺の耳を楽しませるのに十分すぎるほどの力を秘めていた。

 むにむにと彼の両手が私のお尻で「遊ぶ」……。
 掴んで……ぎゅ……と開いて……。
 やだ……ばかっ……おなら……出ちゃたらどうするのよっ……。
 私は怖くなって、一生懸命お尻に力を込める。
 彼は、それを望んでいたのだと、半ば気付きながら……。

「ふあっあっあっあっあっあっ」
 ティファの長く続く睦声を耳元で聞きながら、俺は、彼女のつるりとした尻の丸みを、両手で楽しむ。
 俺は、颯爽と歩くティファの、長い脚に連なる形の良い尻が好きだ。
 ライフストリームから生還してからの旅の間、タイトスカートから覗く、飾り気の無いアンダースコートに包まれた尻が、幾度となく、大人っぽい黒のレースをあしらった下着で覆われた事を、俺は知っている。
 布地のほとんどがレースで出来たその生地は、彼女の秘所を覆い隠すには薄く、そして頼りなさ過ぎた。
『私を見て』
『私を求めて』
『あなたから求めて』
 それは、俺に向けた……「彼女」を想い、声に出して言えないティファの、精一杯のサインだったのではないか?
 今なら、そう思えてさえ……くる。

 彼の両手は、私のお尻を愛しそうに……そして、少し乱暴に、思うままにこねた。
「はっ……やっ……あっ……」
 声が漏れる。
 やなの。
 嫌。
 そう言いたいのに、言えない。
 捩れて、擦れて、そして時折開きかけてしまうお尻の……穴に……感じて……しまうから。
 そこは、感じちゃ……まだ感じちゃ、いけない所だから。


ぷちゅ…………っぷっ…………ぷぷっ…………ちゅっ…………

「聞こえる?」
 ティファの可愛らしい耳に、息を吹きかけながら囁いた。
 いやらしい音……粘液質の、粘っこい音が、二人の接点から聞こえる。
 かすかに、密やかに。
 だが俺は、ティファの尻を抱えたまま、円を描くようにして彼女の体を揺するのだ。

ぢゅちちっ……ちちっ……ちゅっ……ちっ……ぷぷぷっ……

「あっ……いやっ……」
 より一層激しく、大きく聞こえるようになった音に、彼女は気付いて、俺にしがみついたままいやいやと首を振った。

 やだ……。
 やだよクラウド。
 恥かしい……。
 嫌いになっちゃうから!
 もう、えっちさせたげないからっ!
 …………でも、彼は言う。
 私の耳元で、えっちな声で……。
「ティファはえっちだ」

 わざと耳元で囁いてやる。
 半ば、その滑らかな耳朶を噛むように、嘗めるようにしながら……。
 ティファは、ひっ……としゃくりあげるように息を付いて、さらに俺の首筋に頬を擦りつけた。
「ちがう……もん……」
「違うもんか。こんなにえっちな音、立ててるだろう?」
「いや……はっ……あんっ……」
 ぎゅうう……と俺の首に噛り付いて、深く吐息を吐いた。
「好き……………………すき………………」
 切ない声で、一生懸命俺に語りかけようとする。

 彼のモノが「中」にある。
 「中」にあって、ぬるぬると動いている。出たり入ったり……してる。
 嬉しい……すごく……すっごく……うれしい……。
「好きぃ……」
 彼の首筋にキスした。
 唇を付けて、思い切り吸う。
 キスマーク……………………………………つけちゃう。
 私を「いぢめた」お返し。
 ……と。


「きゃっ……あっ……」
 右手の指を浅く後ろの『蕾』にくぐらせた途端、彼女は小さく声を上げて、指から逃げようと身をよじった。
「やっ……いやっ……だめ……」
 一生懸命尻を揺すって逃げようとするものの、まだ繋がったままなのだ。

 止めてって言ったのに!
 この前も止めてって言ったのにっ!
 私は思い切り彼を睨んだ……つもりだった。
 でも、怪しい。
 力が入らず、それに、彼の顔も良く見えないから。
「……ばかっ……」
 そう言うのが精一杯。

 ぐずぐずと鼻を鳴らし、涙をためたまま俺を見詰めるティファは、たまらないとでも言うように俺を見た。
 ティファは『蕾』を責められるのが好きだ。
 俺は確信にも似た思いを抱いている。
 こうして……
「……ひっ……やんっ……」
 くにくにと指で弄り、こすると、腰を揺すって「悦ぶ」。
「……ばかっ……」
 甘く、切ない声で俺を責めるが、決して心から嫌がってはいないのだ。
 クラウドのこういう所は……キライ。
 「嫌」って言うのを聞いてくれないところ。
 私が心では「悦んでる」って思ってるところ。
 でも、一番キライなのは、彼の指に反応してしまう私のカラダ……。
 どんどん……
 どんどん……いやらしくなってく。
 彼にされる事は、全部キライじゃない。
 好き。
 でも……。

「おしり……やめて……きた……きたな……い……」
「ん〜?」
 ふるふると首を振り、唾を飲み込みながら喘ぎ喘ぎ一生懸命言う彼女の言葉に、聞こえないふりをしながらキスしてやる。
「ん……いや……いや……」

つぷ……

「ひゃ……うっ……やぁ……」
 緩くほぐれた『蕾』に、中指が第二関節まで入り込む。
 途端に、きゅううう……と『蕾』に力が入り、ティファが身をよじって、小さく啼いた。
「きたない……よぉ……」
 にゅるにゅると、伝い落ちた『蜜』がローションのように、指の動きを滑らかにする。
 小刻みに脈動する『蕾』は指を咥えたまま断続的に締め付けていた。

「やぁ……」
 涙が溢れた。
 お尻を弄られるのはイヤ。
 だめ。
 カラダとココロは違うの。それをわかって欲しい。

「やめてぇ……」
 ぐすぐすと鼻を鳴らして泣きじゃくるティファに、俺は驚いて急速に目の前が晴れたような感覚を覚えた。
「ごめん。悪かった」

……つぷ……

 慌てて彼女の『蕾』から指を抜く。
「ティファ」
 くうん……と鼻を鳴らし、ちょっと首を傾げながら俺を見るティファに、優しく口付ける。
「お尻は……やなの」
「うん」
「やなの」
「もうしない」
 俺の言葉に、こくん……と肯いて、ティファはぎゅ……と俺にしがみついた。
 ティファの背後でシーツを引っ張り、その端で指に付いたティファの粘液を拭う。
 …………愛しい相手のモノは、どうして便の混じった腸液でさえ、「汚い」などと思わないのだろう……。

 彼にしがみついて、ちょっとだけお尻に力を込めた。
 そして、お尻の穴に異物感が無いのを確認して安心する。
 でも、お腹の中には、まだ、彼はいる。
 彼は、私がしがみついたまま、ゆっくりとベッドに倒れ込んだ。
 背中に、汗を吸ってちょっとしっとりとしたシーツが触れ、私は体から力を抜く。

ぬぬぬぬぬ……

 ゆっくりと、彼がおちんちんを抜き出す。

つぷ……ぷぷぷぷぷ……

 そして、また……差し入れる……。

 固まりかけた心が、また、ゆっくりと温かく溶け始めていた。


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