■感想など■

2011年08月15日

[LIPS]『Piece.04』「二人の睦」〜愛しあうということ〜

■■【13】■■

「あっ! やっ! いやっ!」
 今度こそ彼女は恥じ入って、慌てて脚を閉じようとする。
 だが俺はそれを強引に阻止し、内腿を両手で押さえたまま顔を股間に近づけた。
「ぶぶぶっ……だって。空気が……」
「やあっ……」
「ティファは恥ずかしいな……えっちだ……」
「ちがうもん……」
 俺は膝立ちのまま、彼女の口元にモノを持っていった。
「なめて」
「ん……」
 素直に手を伸ばし、手探りで俺のモノを掴むと、首を伸ばして嘗める。
 ぺろぺろ嘗め、はあ……と熱い吐息を吐いた。
「ティのえっちなのと、俺の精液が混じったものだよ」
「……えっちなにおいがするよ……」
 そう言いながら彼女は、ぺろぺろと美味しそうに嘗める。
 精液など決して美味しいものではないし、こんな時でなければ、決して口にしたいなどと思うようなものなどではないだろう。
 にも関わらず、それをこんなにも美味しそうに嘗めてみせてくれる。
 ……単純だが、そんな事にさえ、俺は彼女の深い愛情を感じてしまうのだ……。
「ちゅうちゅう吸って」
「うん……」
「中にまだ残ってるんだ」
「ん……」
 かぽっとモノを咥え、舌の動きで尿道の中に残った精液を吸い出してくれる。
 ごくりと飲み下し、はあっ……と息を吐いた。
 そしてまた吸い付くようにして咥えてしまう。
「ヘンな味?」
「ん……」
 彼女は一度モノを咥えてしまうと、それだけに一所懸命になってしまうようだ。
 執着してしまうのだ。
「う……」
 彼女の舌技に、萎えかけたモノが反応して再び屹立し始めていた。
「ふふふ……」
 口を離し、俺の反応を楽しむように嘗め、吸い、しゃぶる。
「ちんちん好き?」
「……だいすき」
 甘い声に「あなたのが」という意味が込められているのをわからない俺じゃあない。
 それを知りながら、俺は少しいぢわるに言うのだ。
「やっぱりティはえっちだ」
「……えっちなのはキライ?」
「好き」
 俺の言葉に、くすくすくす……と笑いを漏らす。
 そして赤黒い亀頭を包み込むようにして舌を絡ませた。
 ざらりとしたその表面で、粘液をこそぎ取るようにして嘗めまわす。
 刺激は、直接腰に来た。
「ぉう……」
「ん?」
 思わず腰を引いてしまった俺に、彼女は不思議そうな声を上げた。
「……イッた後のちんちんはビンカンなんだよ」
「……ふふ。かわいい……」
「じゃあティのあそこはティッシュで……」
 枕元のティッシュから2・3枚を抜き出し、彼女の股間にあてる。
 くしゅくしゅと拭うと、白濁した粘液が驚くほど大量にべっとりとついた。
「ねっとりしてる」
「せーえき……」
「……と、ティファちゃんのえっちな汁」
「てへ」
「まだ出てくる。すごい」
「ん……」
 モノを掴んでいた手が離れたのを見て、俺は彼女の股間に屈み込んだ。
 太腿の外側から両腕を回し、腰を抱くようして中指であそこを広げる。
「あ……ぬるっ……て……してる……?」
 俺の吐息をあそこに感じるのか、彼女は落ちつかなげにもじもじと腰を動かし、溜息のような呟きを漏らした。
「してる。真っ赤に充血してるよ」
「ああ……もう……やだ……恥ずかしい……」
「なにをいまさら」
「恥ずかしいものは恥ずかしいの」
「知ってた? 今までの、全部ビデオに撮ってるんだよ?」
「ええっ!!」
 俺の言葉に体を起こそうとした彼女を、左手でやんわりと押さえつける。
「どうして……」
「ティがキレイだからだよ。可愛いからだよ。それを全部撮っておきたいって思ったんだ」
「でも……」
「いけないかな?」
「……ずるい……」
 未だ目隠しをしたままの彼女が、その布の下の瞳でどんな表情をしているのかわからない。
 けれど、最後の言葉に含まれた、諦めたような、拗ねたような感じで、不本意ながらも許してくれたのだと知った。
「ぜんぶ……なの?」
「うん。全部」
 こくん……と彼女の喉が鳴る。
「ティのえっちな顔も」
 つ……と彼女の頬を撫でた。
「ん……」
「えっちな声も」
 指で唇をなぞった。
 嘗めようと顔を出した舌を突ついて、右の乳首をくりくりと優しく転がす。
「くぅ……ん……」
「えっちなおっぱいも」
 その指を脇腹、腰骨……と滑らせる。
 そして
「えっちなここも」
 ぬるぬるとあそこを弄り、捏ね、クリトリスを転がした。
「あっ……あんっ……あんっ……」
 腰が動く。
 まだ、貪欲に求めようとしている。
 俺を抱きしめたいと、両腕を伸ばす。
 それに応える前に彼女の目隠しを取ると、そこにはセックスによって充足し、満ち足りた甘い光を湛える紅い瞳があった。
 涙目になっているのは、彼女が歓喜によって極まり、何度も涙を零したことを物語っている。
 その証拠に、目を覆っていた黒布が、しっとりと湿り気を帯びていた。
「ティ……愛してる……」
「……ん……」
 俺は優しく微笑みながら彼女に応え、抱きしめ、そして何度も甘い口付けを交わした。

 二人の夜は、まだ終わりそうにない……。


         −おわり−

■■[LIPS]『Piece.04』「二人の睦」〜愛しあうということ〜■■
■■〜闇に閉ざした君を〜■■

「2011/06/25 01:00」投下開始
「2011/08/15 01:00」完了
この記事へのコメント
甘いなオイ
Posted by at 2011年08月15日 08:59
生きてますか?
Posted by 青玉 at 2011年09月05日 00:02
 甘さ120%で御贈りしております。例えて言うなら……砂糖のガムシロップ団子チョコレートソースがけ?

>青玉さん
 業績不振から会社をリストラされ、現在求職しながらアルバイトで食い繋いでおります(ほぼ実話・微妙に核心は省略)。
 そのため、生活に余裕がありません。
 今日は久々のオフ日なのでネットに繋げました。

 気長に待って頂ければ……。

 すみません。
Posted by 推力 at 2011年09月10日 11:25
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