■感想など■

2012年07月24日

[LIPS]『Piece.06』「二人の告白」〜吐息と言葉と〜

■■ Scene.01 ■「〜睦〜ティファ」■■

 え? なあに?

 クラウドの体の中で、「イチバン好きなところ」?
 なあに突然。

 ……そうね……。
 う〜ん…………どこだろう?

 …………。
 ……そうね。
 ……考えて、いっつも真っ先に頭に思い浮かぶのは、彼の「手」……かな?

 うん。
 「手」よ。
 私は、クラウドの「手」が好き。

 大きくて、優しくて、力強くて……いぢわるで……そして……。
 そして……えっちな「手」が……すき。


 ……手をつなぐの、好きだなぁ。
 うん。街中でね、二人で手をつないで歩くの、大好き。

 …………。

 うん。

 うん……そう。

 そうよ、ふふふ。
 でもね、すごく恥かしがるけどね、でも、してくれるの。
 手をつなぐって言ってもね……こう……ぎゅってつなぐんじゃなくて、指だけ……人差し指と中指だけ、私がきゅっ……て握るのが、好きなんだ。

 ……うん。

 ……なんか、安心する。「わたしの」って気がする。

 独占欲?
 ……うん。否定しないわよ。
 だって、クラウドは「私の」だし、私は、「クラウドの」だもん。


 そうそう、パンをね。

 うん、そう。パンをね、作ってくれるんだ。最近。

 驚いた? 実は私も。

 ふふ。
 パンだけじゃないのよ。色々料理してくれるの。
 最近は小麦粉を使った料理が多い……かな?

 ウ−タイであなたのお父さんに教えてもらった……何て言ったかな?
 ウーロン?
 ……ウドォンだっけ?

 それ。
 それも、この前作ってくれたわ。

 味?
 …………ふふ。
 まあ、初めてにしては上出来……じゃないかな?
 パスタソースにからめて食べたのは、さすがに初めてだったけど。


 パンもウドォン……じゃなくてウドンね、わかってるわよ。
 ……にしてもそうだけど、生地を捏(こ)ねるのが大変でしょ?それをね、ぎゅっぎゅっって、あの大きな手で捏ねるの。

 私?
 私は………………見てる。

 え?……だって楽しいもん。

 ヘン?
 でもね、私のために一生懸命になって、汗びっしょりになって捏ねてくれるのよ?
 それって、すっごく……嬉しい。

 嬉しいわよぉ。
 私はね……私は、そんな彼の「手」が……好きなの。


 髪を撫でてくれるのもね、……好き。

 うん……。えっちの後とか、優しく優しく撫でられてると、「ああ……私、愛されてる」って実感出来るの。

 やだっ! 笑わないでよ!

 …………笑ってない?
 ホント?

 ……ホントかなぁ?

 ……え?……えっち?

 ………………。

 …………そういう話になると、あなたってなぜか生き生きするのね。

 ……は、恥かしくなんか、ないわよ。
 ホントよ。

 え………………?

 ……あ、あはっ!
 紅茶……もっといる?
 お代わり持って来てあげるね。

 …………。

 ……「座ってなさい!」ってなによぉ。
 ……私のほうが年上で「お姉さん」なのに……。

 ……はあい。

 ……………………。

 ……………………。

 ………………うん。
 …………先っちょをね、その……きゅきゅ……ってされるの……好き。

 どんな……って……。

 ……………………。

 ……………………。

 ……………………。

 ……………………。

 …………う…………。

 もう……止めましょ?

 ……ダメ?

 あっ! ダメよっ! だってそれは二人のヒミツでしょ!?
 ……それ、彼に言われたら……。

 ………………。

 …………ずるい……。

 う〜〜〜〜〜〜〜…………。
 ……どうしても?

 わかったわよ! もうっ!

 …………………………。
 …………その……ね、両手で……ね、両方の先っちょを……つまんで……。

 うん。

 ……うん……。
 ……痛くされた事なんて、無いわ。

 ……そりゃあ……うん。ちょっとね。
 でも、ホントにちょっとだけよ? ちょっとだけ痛い方がいい時だってあるの。

 ふふっ。もどかしいのが、いいの。

 違うわよ。ふふっ……彼の「手」だから、いいのよ。

 ううん。自分でするのとは違うわ。
 あなただって、すぐわかるわよ。


 え?アソ……。

 ……ダメよ! これ以上はダメ! ぜっったいダメ!
 そんな、夫婦の間の事を軽々しく話したりなんか……………………え?

 だからダメだったら!

 できるわけないでしょう!? あなたと「信用」って絶対に結びつかないんだもの!

 …………。

 泣き真似してもダメ!

 ねえ、どうしてそんなに聞きたがるの?

 …………後学って……クラウドのえっちの仕方聞いてどうするのよ。

 ……恐い? 当たり前でしょ? 私怒って……。

 ……………………。

 あっ! それって卑怯よ!
 ……ね、お願い、ホントに許して? 今度ケーキでも何でもおごってあげるから……。

 ……………………。

 ……………………。

 そんなこと言われても……。
 だいたい、「言いかけた事は言え」って、前に、あなたこそ彼に言われてた事じゃない!?
 あなたっていっつも……。

 え?

 ……ごまかすな……?

 ……………………。

 ……わかったわよ!
 もう!
 でもいい? あの事、クラウドに話したりなんかしたら承知しないから!

 ……………………。

 ……え? まあ……そうだけど…………。

 ……そりゃ……まあ……。

 うん。

 …………うん。

 だって……。

 ……うん……。
 ……恥かしいに決まってるじゃない。
 そこに彼の顔があるのよ?

 ……うん。
 ……そうよ。悪い? だって、キモチイイんだもん。

 …………開き直ってるわけじゃないわ。

 そう。

 ……そう。そうよ。
 ノックされるみたいに……。

 ……上から。

 剥かないでよ。最初は、ちょっと痛いもの。

 円を描くみたいに……。

 ……うん。
 上手。

 ……………………それって考えたくないわ。

 ……するわよ、嫉妬くらい。

 失礼ねー! 私そんなに嫉妬深くないわ。

 ……うん。
 ……神羅にいた時に、何度か行ってたって……。

 …………。

 ……信じるしかないもの。彼だって、信じてくれたんだし……。


 し……舌っ?!

 ……うん……されながら嘗められたら……すぐイッちゃう。

 そうよぉ……スゴイんだから。

 ……え? 私、今、そんなにえっちな顔してた?
 ふふふ……だって……。

 ……はい、どういたしまして。
 ふふふ……。

 ……?

 ……ばっ……ばかっ! そんなに入らないわよ!

 …………。

 …………に……二本……。

 …………………………人差し指と…………中指……。

 親指で……うん……うん……くりくりって………………やだぁ……もう……。

 ……え?
 そんなことしないわよぉ。

 ……あ、でも……触る……かな?

 だから、中には入れないってば!

 ……そりゃぁ…………。
 …………ちょっとだけ……。

 ……そ、そう? でも、それってヘンタイっぽくない?

 ………………そうなの?……へえ……。

 …………どうしてそんなこと、あなたが知ってるのよ?

 ……本に? あなた、お父さんの本、盗み見てるの?
 …………それでそんなに耳年増なのね。

 み・み・と・し・ま。知識だけ溜め込んで、頭でっかちのくせに体験がそれに伴っていない事よ。

 嘗め…………!? うそぉ……。
 だって、そこってうんちが……。

 ……そう言われてみれば、そうだけど……。

 ……え? しないわ。

 ……だってあんまり深いと、痛いもの。

 ……そうかなぁ。

 ……そう? じゃあ、今度彼に聞いてみる。



 …………ねえ、ところで、何の話だっけ?


■カームの自宅にて■
■ユフィ=キサラギ■

         −おわり−

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57200737

この記事へのトラックバック

★足跡代わりにポチッとしてってくださいな★