■感想など■

2009年06月30日

第10章「ドキッ!?女だらけの勉強会!?」

■■【4】■■
 今日13日は、健康診断、放課後の研究会……と、「女の快感」を覚えてしまった体の、どうしようもないほどの不便さを、まざまざと実感してしまった1日だった。

 結局あの後、由香は由香なりに彼の事を想ってした事だと圭介は理解して、やわらかいほっぺたを30秒ほど“ぐにぐにびみょーん”と引っ張るだけで許してやった。
 それに、なんだかんだ言ってもそれなりに(ものすごく不本意だけど!)勉強になったし、京香を中心としたクラスの中の人間関係もなんとなくわかったし、京香にはなるべく逆らわない方がいい……と学習もしたから、それはそれで(ほんとーにものすごく不本意だったけど!)有意義な時間ではあったのだ。
 さすがに、パンツの中が“とろとろ”に濡れてしまったのは参ったけれど、これはもう慣れるしかないのだろうと想う。
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2009年06月29日

第10章「ドキッ!?女だらけの勉強会!?」

■■【3】■■
 映像はその後も、男優と女優の行為を次々とスクリーンに映し出していった。
 女性上位でしばらく膣内でのちんちんの摩擦を楽しんだ女優は、男優が上半身を起こすと、その首に抱きついて、まるで遊園地で父親に甘える幼女のように、甘ったるい笑みを浮かべて安心しきったように身を任せた。
 貪欲なメスの顔だったものが、次の瞬間には無垢な少女の顔をしている――――――。
 自分にはきっとあんな事は出来ない。
 そう圭介は思う。

 体位はやがて体面座位から、正常位になり、男優は女優のHカップの乳房に顔を埋めるようにしながら腰を動かしていた。そして正常位から、今度は横臥後背位(添寝するような格好でのバック)になり、やはり後から女優の豊かな乳房を揉みしだく。
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2009年06月28日

第10章「ドキッ!?女だらけの勉強会!?」

■■【2】■■
 閉じられたカーテンの隙間から、梅雨月の夕方の、とても弱い陽光が差し込んできている。

 壇上に上がった可憐にして厳粛なる議長は、一息ついて、ゆっくりと自分に注目する一同の顔を見渡した。
 教室に集まったのは、全部で8人の女子生徒だ。どの顔も、期待と興奮に目を輝かせていた。
 ――――ただ2人を除いて。
「ではこれより、2年C組女子生徒有志による、第6回定例会議を行います」
 『美しい』という形容が似合う長い黒髪の少女がそう宣言すると、6人の女生徒が一斉に拍手する。
 ただ、一番前の席に座っている2人の女生徒だけは、なんとなく半目になったまま冷ややかに壇上の議長を見上げた。
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2009年06月27日

第10章「ドキッ!?女だらけの勉強会!?」

■■【1】■■

 自分には、人として大切な感情のいくつかが、すっぽりと心のどこかから抜け落ちてしまっている。

 「彼」に逢うまで、谷口健司は、いつもそんな風に思っていた。
 世界を構成しているいくつもの「きれいなもの」「きたないもの」「うつくしいもの」「みにくいもの」「しろいもの」「くろいもの」…………。
 それらにちっとも心動かされない、子供だった。
 最初にいぢめられた記憶は、幼稚園の年長組の時のものだっただろうか。
 教室で飼っていたミドリガメが、朝になったら死んでしまっていた事がある。その時、どんな顔をしていいかわからなかったから、とりあえず笑っておいた。もともと、感情を外に出すタイプではなかったし、生き物の生き死にに対しても、感情を示すのが苦手だった。
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