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[TS]
●主に男の子が女の子になるお話です。
 ■「あなたと歩く、この春の小道で」〜あなたと私のつむぐ唄〜【未完】
 ■「ボクたちの選択」〜ボクとワタシと本当の嘘〜【完】
 ■「この残酷で優しい世界の中で」〜あなたがつなぐあたしのこころ〜【完】
 ■「閉じた世界で生きる意味」〜交配と繁殖〜【完】
 ■「彼氏彼女の情事の事情」〜俺達の初体験〜【完】
 ■「僕はオマエを許さない」〜不本意な戸惑いと哀しみに〜【連載中】
 ■「一年生になったら」〜セックス・リフレクション〜【完】
 ■「ボクがキミを護るから」〜世界の平和とアイの唄〜【連載中】

[異種姦-触手]
●主に異種族間とか触手モノのお話です。
 ■「いつまでもどこまでも」〜はじめてのパパとママ〜【完】
 ■「隙間から」〜ゆめうつつであそぶ〜【完】
 ■「私がここにいる理由」【完】
 ■「再会」〜にくらしいあなたへ〜【完】
 ■「再会」〜にくらしいあなたへ〜(胎動編)【完】

[二次]
●同人・パロディ系の二次創作モノのお話です。
▼うる星やつら
 ■「長い夜」〜あなたが愛してくれるなら〜【完】
 ■「微笑みのむこうがわ」〜愛と対価〜【完】
 ■「受胎」〜忌む子の母なりしは〜【完】
 ■「彼の愛奴 彼女の御主人様」
▼FINAL FANTASY VII
 ■[LIPS] CLOUD & TIFA ■ Love & Lovers ■【連載中】
 ■[PAIN] ENTREATY & TEARS ■ Love is The Darkness ■【連載中】
 ■[THEM] CLOUD & TIFA & OTHERS【連載中】

[GTS]
●巨大な美少女のお話です。
 ■サーラとグランド「君が描く2人の明日」
 ■「ギガンテス13」〜闘う巨人と愛の歌〜【完】

■感想など■

2012年09月09日

[THEM]『Piece.07』「いつまでも、いつまでも」〜あなたがだいすき〜

■■【2】■■

『クラウドと買物? どういうこと?』
 いつどこで、そんな話になったのだろう。
「クラウドと買物って……」
「え? じゃんけんで勝った方がクラウドと二人っきりで買物するって……」
「…………」
「あれ? 言わなかった?」
「いっ……言ってない!! ぜっっったい言ってないっ!!」
 しれっと言うエアリスに、ティファは思わず声を上げた。
 何度も言うが、自分が言ったつもりになってどんどん話を進めてしまうのは、エアリスの悪い癖だ。
 これはもう、絶対に直してもらわなければ!……と、ティファは強く強く思った。
 しかも今回は、誰がどうみても確信的だ。
 間違い無い。今晩のディナーの後に出る、デザートをかけたっていい。確か大好きなフルーツゼリーだった気がするが、それでもいい。
「でも……もうじゃんけんで決まっちゃったし……」
「そ、そ、それってずるいっ!」
「ずるい?」
「ずるいずるいっ」
「ずるいかなぁ?」
「そうだよ。だって最初に聞いてれば私だって……」
「私だって?」
「私だってちゃんと……」
「ちゃんと?」
「クラ…………」
 両手を握ってぶんぶんと子供みたいに振っていたティファは、目の前のくるくる巻き毛のおねーさんがいつの間にか瞳にいぢわるな笑みを浮かべているのを見て、思わず言いかけた言葉を飲み込んだ。
 気付いてしまったのだ。
 エアリスの思惑に。
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2012年09月08日

【ボクキミ】ユウ12

■■【12】■■

 毎日毎日、いろんな男達に抱かれていると、何が良くて何がいけないのか、なぜこんな事をしているのかしなくてはいけないのか、しなくてはいけないようになってしまったのか、その理由も境目も、どんどん曖昧になってゆく。
 放課後や学校の無い日は朝から呼び出された。何人もの男達に、何度も何度も膣内に射精されて精液を“吸収”し、微々たる魔力を蓄えると、その魔力を回復・飛翔・再変身・衣服再構成などの“基本的”な魔術行使に使って哉汰の元へと訪れる。そこで莫大な魔力を蓄え、優也に戻り“全て”をリセットすると、最後には「彼」に全てを“上書き”されるようにして抱かれて“体を適正化”された。
 ただし、帰宅して優也へと戻る前には必ず、ケガレ対策のためのアンカー設置や『函(パンドラ)』の展開用に、いつでも起動出来る状態にまで術式を織り込んで無意識域にストックセットしておく事も忘れなかった。それはユウとしての、ウィッチとしての最後に残った矜持だったのかもしれない。
 その上で、平日の翌朝には必ず学校に行く。

 毎日が、その繰り返しだ。

 哉汰とは、学校ではもうほとんど話が出来なくなっていた。毎日、深夜まで体を酷使し、気力・体力を使い果たしていたから、学校にいる時だけが唯一心身を休められた。そのため、教室では授業中でも机に突っ伏して寝ている事が多くなり、よくぼんやりとしてしまい、事情を知らない高階以外の教師や、心配そうな哉汰に注意される事も一度や二度ではなかった。
 やがて「彼」から学校にいる時にも呼び出され、ケータイに「命令」が届くようになると、優也にはとうとう心休める場所が、夜に訪れる哉汰の家以外、無くなってしまった。
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2012年09月02日

[THEM]『Piece.07』「いつまでも、いつまでも」〜あなたがだいすき〜

■■【1】■■


 イヤな予感が、した。

 栗色くるくる巻き毛の“おねーさん”が、満面の笑みを浮かべてウキウキとやってくる……なんてのは、ベヒーモスが生息する密林で5メートル先も見えない霧が突然立ち込めてくるくらい、イヤな予感がビンビンとするものなのだ。
 彼女……ティファ=ロックハートにとって。
「ぬふふー」
 案の定、栗毛の彼女は、口元をふにふにと動かしながら後手に木のドアを閉じ、ヘンな笑いを漏らしていた。ティファは手にしていた本から顔を上げて、いきなりその笑顔と正面から遭遇し、どどっ……と疲れが全身を襲うのを感じる。

 “彼女”は、何か嬉しい事、楽しい事、初めて知った事、きれいなもの、可愛いものなどを見ると、それを誰かに教えたくてどうにも我慢出来ないくらい“うずうず”するらしい。そしてその対象は、なぜかいつも決まってティファだった。
 バレットもシドもヴィンもユフィも、そんな様子のエアリスを見るとさりげなく逃げてしまうし、ケットは宿に泊まると急に動作が止まってウンともスンとも言わなくなるし、クラウドに至っては何を言っても何を見せても「ああ」とか「そうか」とか「良かったな」とかしか言わないので、それはある意味必然だとも言えた。唯一、レッドXIIIは何でも興味深そうに聞いてくれたのだが、聞いてくれるだけで「それについてどう思ったか」なんて感想はちっとも出てこないので、対象からは早々に外れてしまったらしい。

「……今度はなに? エアリス……」
 とりあえず、聞いてみる。
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2012年09月01日

【ボクキミ】ユウ11

■■【11】■■

 11月13日、日曜日。

 目が覚めた時、ユウは素裸だった。
 脱がされたはずのコスチュームは、ユウの意識が喪失した時点で形状を維持出来ず霧散したのか、どこにも見当たらなかった。
 世界が揺れている。
 まだ、夢を見ているようだった。
 意識がぼんやりとして、ここがどこなのかも咄嗟には把握出来なかった。
 まだ学校のクラブハウスの一室の、そこに敷かれたままの、薄汚れたマットレスの上にいるのだと気付いたのは、襲い来る快楽の奔流に再び飲み込まれそうになったからだ。
 誰かが、大きく開いた自分の右太股を抱き抱え、男根で膣を“使って”いた。体の動きに合わせておっぱいが“ゆっさゆっさ”と揺れ動き、視界が揺れる。
 昨日いた男達とは、体格も肌の色も違う男だった。よく日焼けし、左腕に何重もの鎖のタトゥが刻まれている。マスクをしておらず、剃り上げているのか、禿頭(とくとう)が汗と脂でてらてらと光っている。
 でも、それだけだ。
 視界にフォーカスがかかっているようで、周囲の様子がさっぱりわからない。
 ぬるま湯に首までつかってたゆたっているような、どこか皮膚感覚さえも鈍く、そしてぬるく甘ったるい感じだけが体に纏わりついていた。
 ふと男が呻き、腰の動きを止めて体を震わせた。

 ──あぁ……出てる……ナカで……出てる……

 肉茎の先端から迸った精液が膣奥を叩く。
 全身が痙攣するようにビクビクと震えた。
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2012年08月26日

[THEM]『Piece.06』「ミッションX」〜孤軍奮闘〜

「やっぱり人形とかがいいんじゃねーか?」
 機械油の染み込んだフライトジャケットをハンガーにかけながら、不精髭に覆われた顎をざらりと撫でて艇長は言った。
「いや、もうすぐ学校じゃないですか。カバンとか新しいノートとか、そういう役に立つものの方が良くないですかね?」
 仕立ての良いダークブラウンのスーツを着込んだ紳士が、ニブル産の紅茶の香りを楽しみながら思慮深く言う。
「新しいフライパンが欲しいって、前に聞いたことがあるぞ?」
 いかつい顔の巨漢は、褐色の隻腕でビールの空缶を握り潰してぼんやりとつぶやいた。
「心がこもってさえいれば何でもいいと私は思うが……」
 そこらの女性よりも遥かに綺麗な長い黒髪を揺らして、普段は寡黙な美丈夫が誰ともなしに口にする。
「そういうのオイラわかんないけど、オイラだったら新鮮な野ウサギがいいなぁ」
 眠そうにカーペットの上でまどろんでいた隻眼の獣が、ふあっと大きな欠伸をしてから言った。
『いや、それはダメだろう』
 4人の男は心の中でほぼ同時に溜息する。
 問題は山積で、道のりは険しく困難だった。

 タイムリミットまでもう2日も無い。
 2日目の夜には作戦は決行され、そしてそのミッションは完璧に行われなければならなかった。失敗すればたちまちのうちに信頼を失い、そしてそれは築き上げた友好関係を瓦解させ権威の失墜さえも招きかねない。それだけはここにいる勇者達全員にとってどうしても避けたい事態だった。
 たとえそれが、どんなに絶望と困難に満ちた、危険極まりないミッションだったとしても。
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2012年08月25日

【ボクキミ】ユウ10

■■【10】■■

 11月12日、土曜日。

 モデル姿で呼び出された学校のクラブハウスには、「彼」を含めて7人の男達がいた。
 「彼」以外は、あの日、10月31日に同じこの部屋にいた5人と同じく、覆面プロレスラーが着けるようなマスクを着用している。6人の覆面男だ。その中に、あの時の5人が含まれているとしても、今日は1人増えている。これが「彼」によって集められた者達だとしたら、彼らはどれほどの“真実”を「彼」に吹き込まれているのだろうか。
 真っ赤なチョーカーを付けられ、声が出ないようにされた後、ユウは裸に剥かれてマットレスに転がされた。形ばかりの抵抗もしてみたが、すぐに意味が無いと思い、させたいようにさせた。
 汗と埃と、何かわからないような匂いが混じりあった不快な布地は、肌にべとつくような感じがしてゾッとした。
 何度も使われているのだろうか。
 ひょっとしたら女子生徒を連れ込んで、ラブホテル代わりに使っていたのかもしれない。

 ──今日はこの7人を相手にするのだろうか。

 ぼんやりと見上げたユウの前で、男達が服を脱いだ。
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2012年08月19日

[THEM]『Piece.05』「ふたりあそび」〜彼女にはナイショ〜

■■【2】■■

 ユフィの両手で揉み上げられ、ティファはうっとりとした表情を浮かべ始めていた。
「気持ち良いの……?」
 ユフィがそう聞くと、彼女は無言でこくりと頷く。
 身を、任せていた。
『かわいい……』
 ユフィは不意にそう思った。
 思ってから、その自分の心の動きに戸惑いを感じた。
 ティファを可愛いと感じるなんて、初めてかもしれない。
 彼女はいつも強くて、嫌味なくらいカッコよくて勇ましくて、エアリスとはまた違った『おねーさん』だった。
 そのティファを、今、自分が気持ち良くしてる。

 自由にしてる。

 胸がどきどきした。
『なんだよ!? アタシはレズビアンなんかじゃないぞ!?』
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2012年08月14日

[LIPS]『Piece.06』「二人の告白」〜吐息と言葉と〜

■■ Scene.07 ■「〜泥酔〜ティファ」■■

 覚えてるかな?

 あの時のこと……。

 この人がいなくなって……私達だけで闘わなくちゃならなくなった時のこと。
 いろんなものと、闘わなくちゃならなくなった時の、こと。

 ふふ。
 そうだね。
 シドはいっつもそう言ってたよね。

 でも私は……ダメだったなぁ……。

 この人がいなくなっただけで、あんなにめちゃくちゃになるなんて、思ってなかった。

 強くないよ?

 ……強くない。

 もしそう見えたなら……たぶんきっとそれは、パンパンに膨らんだ風船みたいに、いっしょうけんめい自分を大きく見せてただけだと思う。
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