■現在アップ中の作品■
★リンクで作品目録にとびます★
[TS]
●主に男の子が女の子になるお話です。
 ■「あなたと歩く、この春の小道で」〜あなたと私のつむぐ唄〜【未完】
 ■「ボクたちの選択」〜ボクとワタシと本当の嘘〜【完】
 ■「この残酷で優しい世界の中で」〜あなたがつなぐあたしのこころ〜【完】
 ■「閉じた世界で生きる意味」〜交配と繁殖〜【完】
 ■「彼氏彼女の情事の事情」〜俺達の初体験〜【完】
 ■「僕はオマエを許さない」〜不本意な戸惑いと哀しみに〜【連載中】
 ■「一年生になったら」〜セックス・リフレクション〜【完】
 ■「ボクがキミを護るから」〜世界の平和とアイの唄〜【連載中】

[異種姦-触手]
●主に異種族間とか触手モノのお話です。
 ■「いつまでもどこまでも」〜はじめてのパパとママ〜【完】
 ■「隙間から」〜ゆめうつつであそぶ〜【完】
 ■「私がここにいる理由」【完】
 ■「再会」〜にくらしいあなたへ〜【完】
 ■「再会」〜にくらしいあなたへ〜(胎動編)【完】

[二次]
●同人・パロディ系の二次創作モノのお話です。
▼うる星やつら
 ■「長い夜」〜あなたが愛してくれるなら〜【完】
 ■「微笑みのむこうがわ」〜愛と対価〜【完】
 ■「受胎」〜忌む子の母なりしは〜【完】
 ■「彼の愛奴 彼女の御主人様」
▼FINAL FANTASY VII
 ■[LIPS] CLOUD & TIFA ■ Love & Lovers ■【連載中】
 ■[PAIN] ENTREATY & TEARS ■ Love is The Darkness ■【連載中】
 ■[THEM] CLOUD & TIFA & OTHERS【連載中】

[GTS]
●巨大な美少女のお話です。
 ■サーラとグランド「君が描く2人の明日」
 ■「ギガンテス13」〜闘う巨人と愛の歌〜【完】

■感想など■

2012年07月02日

【ボクキミ】52

■■【52】■■

 「さっき、リスクを抱えてまで救い出さなければならない状態にはない……って言ってたよな。本当にユウは大丈夫なのか? まさか……」
 哉汰の言葉に、高階は胸ポケットから平たくカッティングされた蒼い宝石を取り出してテーブルの上に置いた。
「それは?」
「リンケイジ・ジュエル。この宝石は、ウィッチ・ユウの魂にリンクしている」
「魂?」
「正しくは『魂魄体(エルダー)』に、だ。輝きが失われてない以上、命だけは健在だ。だが弱い。いつもはもっと輝いてるんだが……」
 哉汰は宝石を手に取り、じっと見つめた。
「光が見えるか?」
「ああ」
「なら大丈夫だ。その光はウィッチと契約した者か、それに追従するもの、ウィッチが心許した者にしか見る事は出来ない」
 宝石は内側から光を発し、哉汰の掌を青い光で照らしている。
「もしこの光が消えたら、ユウはどうなるんだ?」
「同調者(リンカー)が死ぬと光も消える。透明度を失って濁り、時には割れる事もある。もちろん、光っている時にこの宝石が割れても、同調者には何の影響も無いがな」

 死ぬと消える光。

 弱くなった光。

 それはつまり、ユウが弱って今にも命が消えそうになっているということなのか。

「ユウが、ずっとそんな危険な状態にあったなんて……」
 正直、男達に犯され、体を穢されたとしても、命までは失わないと思っていたところがあった。
続きを読む

2012年07月01日

[LIPS]『Piece.05』「二人の明日」〜ようこそここへ〜

■■ Scene.02 ■「ティファ」■■

 腕の中に、確かな温もりを感じていた。

 いのち。

 私の……私が生み出した……大切な命……。
 紺のジャケットに青ラインのシャツ。そしてクリーム色のパンツでドアの側に佇(たたず)む青年。
 この人が、私の旦那様。
 夫。
 愛した……愛する……人。
 この命の……パパ。
 あなたに出会えて良かった。
 あなたと愛し合えて……良かった。
 私の視線を受けて、優しく微笑んでくれる彼と、腕の中のこの子が……今の、私の全て。
 そう思う。

「どうしたの?」
 おっぱいを一生懸命吸っている赤ちゃんの産着を、指で整えてあげながら、私は、じい……と赤ちゃんを見つめるマリンに微笑んだ。
「……かわいい……」
 にこっ……と笑って、おっぱいに添えられた赤ちゃんの手を、ぷにぷにする。
続きを読む

2012年06月30日

【ボクキミ】ユウ3

■■【3】■■

 翌日。
 10月29日の土曜日。

 午後になって再び「彼」に、「彼」の借りているアパートへと呼び出され、真摯な説得も空しく、再度「彼」とキスをしなければならなかった。
 明るい部屋の中で、今度こそハッキリと目の前で変身して見せることで、彼から「実は男であるウィッチとキスする嫌悪感」を引き出そうとしたが、彼はそんな事は全く気にしなかった。
 昨日、付けられたチョーカーは、今日は付けられなかった。少し不思議に思ったが、キスを急かされてどうでも良くなった。
 前日は、嫌々ながら自分からしたキスだったが、この日は途中から「彼」に主導権を握られた。

 荒々しい、キスだった。

 何もかも奪い、剥ぎ取り、それでいて自分の存在を心の奥底に楔のように打ち込もうとするかのような、強引で野卑で暴力的なキスだった。
 気付いたら跪かされていた。
 哉汰とキスする時のように、おっぱいが邪魔にならないようにそうされたのだ。
 そして強引に抱き締められ、後頭部を手で押さえられながら息苦しさに身悶えしたのも束の間、唇や口内を舌が這い回り、嘗めたくり、啜り、誘い出された舌をキツく何度も吸われた。
 たらりと涎が口から喉元まで垂れれば、それすらも舌で丁寧に嘗め取られ、その行為と初めての感覚に首筋がぞくぞくした。
 揺さぶられ、翻弄され、植え付けられた。
 快楽の種を、体の奥底に植え付けられた。
 何度も気が遠くなりかけた。
 長い長いその行為が終わると、ふらつく足をどうにか律しながら、逃げるようにして「彼」の元から離れた。
 涙が、こぼれた。
 力が入らない。
 今にも腰から床に崩れてしまいそうだった。
 あそこがじくじくと湿って、濡れて、膣液が溢れ出して太腿を伝い落ちそうになっているのを知って絶望した。

 感じたわけじゃない。

 感じてなんかいない。

 そう何度も心の中で叫んだが、痛いほど硬く勃起した乳首がそれを裏切っていた。
続きを読む

2012年06月28日

【ボクキミ】51

■■【51】■■

 床に転がり動くことも出来ない哉汰に、高階は手を貸そうともせず、ベンチで悠々と足を組み直した。
 学校では仮面を被り隠し続けてきた顔を、もう隠す気など全く無いようだ。
「味方……?」
 哉汰は砂埃だらけの床から身を起こすと、やっとの思いで立ち上がった。咳き込み、口内に入った砂を唾と共に吐き出す。口内をどこか少し切ったのか、わずかに血が混じっていた。
 高階は哉汰の問いには答えず、つまらなさそうに黒縁眼鏡を外すと、無造作に胸ポケットへ入れた。
 どうやら、ただの伊達だったらしい眼鏡を外した高階は、さっきまでの理知的な雰囲気は消え、どこか骨太で野性的な雰囲気さえ感じさせていた。
「ユウの行方はこちらでも捜索を続けている。残念ながら、手掛かりがまるで無い状況だったが……不完全だが足取りも掴んでいた。……まあ、手を拱(こまね)いていたわけじゃないが、そう思われても不思議じゃないか。状況が状況だったもんでな。悔しいが、それに関しちゃ他のウィッチとの連携も取れずじまいで今日まできちまった」
「他の……ウィッチ?」
 急につらつらと高階の口を突いて出てくる単語に、哉汰は呆然と立ち竦んでいた。
「まだわからないのか。本気で頭悪いなお前は」
続きを読む

2012年06月25日

【ボクキミ】50

■■【50】■■

 哉汰の激した行動にも、高階は眉一つ動かさず、その開いているのかどうかも怪しい細い目で、彼を注意深く見ていた。
「少し痩せましたか?」
「はあ? ふざけてんのかあんたはぁっ!!」
「精神的均衡を欠いていますね。パートナーとしての適合性、親和性は想像以上のようですが……いや、しかし……」
「……っ!!」
 意味不明な言葉をぶつぶつと呟く高階に、哉汰は心の中がどす黒い何かで塗り潰されてゆくのを感じた。
 目の前が真っ赤になる。
 血流が激しさを増してこめかみが痛んだ。
 眼前の“敵”に向かって一息に駆け寄り、踏み込み、木刀を振り上げる。
 頭を狙った。
 当たれば、木製とはいえただでは済まない。
 良くて脳震盪、当たりが悪ければ頭蓋骨にヒビの一つでも入るだろう。
 それを知った上で力一杯振り下ろした。

 が、外れた。

 横凪ぎに振るう。
 また外れた。
 高階は哉汰の振り回す木刀を、まるで舞うように最小の動きで避けてゆく。
続きを読む

2012年06月24日

[LIPS]『Piece.05』「二人の明日」〜ようこそここへ〜

■■ Scene.01 ■「クラウド」■■

 ──気が、急いていた。

 車を降りて、一跳びに3段の石段を昇り、玄関の扉を開けるのももどかしく、駆けるように飛び込む。
「ストライフさん?」
 ……と、駆け足で受付を通り過ぎようとした俺を、ちょっと太り気味の看護婦がおっとりとした調子で呼び止めた。
 え? 何だ?
「ストライフさんでしょう?」
 な、何だ?
 どうしたんだ?
 何があったんだ?
 ティファに……ティファに何かあったのか?
 まさか……ティファに何か大変な事が……。
 子供……。
 そうだ、子供は!?
 俺達の……俺とティファの子供は!? 赤ちゃんは!?
 いやっ違う! まずティファだっ! ティファはっ!?
続きを読む

2012年06月23日

【ボクキミ】ユウ2

■■【2】■■

 10月28日の金曜日。

 下校途中に哉汰と別れて帰宅してから、優也はケータイの着信に対して、別段、特に疑問に思う事無く応えた。
「久しぶり。今度は何してたの?」
【ん〜……まあ色々なー】
「?」
 「彼」は哉汰との共通の友人だが、どちらかというと優也より哉汰との仲の方が良かったから、こうして自分に電話をかけてくるというのは珍しかった。それでも、久しぶりに耳にした顔馴染みの級友の声に、警戒心はすぐに霧散した。
 学校でも有名な「彼」は、実はある意味、自分にとってケガレなどよりももっと危険な存在ではあった。
 だが、ウィッチ関連に関しては必要以上に警戒し、今まで過度な接触はしないようにしていたから、逆に妙な安心感があった。
 ただの高校生で、クラスメイトで、人柄も決して悪いわけではない。
 そして何より、哉汰の友人だというのが優也に「安全」だと思わせていた。
 もちろん、ウルフの調べた交友関係にも、特に不審な点が見当たらなかったということもあった。
【それはそうと、ユーヤ、ちょおっと、話があんだけど】
 その「彼」が、「哉汰のことについて」自分にだけ話があるという。
 哉汰の名を耳にして、少し胸がざわついた。
 話とは何か。
 問いかけたが答は無く、いくら聞いてもはぐらかされた。
 彼はひとしきり学校や最近の出来事を話題にし、優也は彼が何の用なのか皆目見当もつかなくてただ相槌を打っていた。

 哉汰のことについて話があるのではないのか。

 話が無いなら、宿題があるからそろそろ……

 そう思い始めた時、「彼」は「哉汰のことで相談したいことがある」とだけ答えた。
続きを読む

2012年06月22日

色々と更新

 いろんなものを足したり、配置を換えたり、描き下ろしたり。
 とりあえずプロフィールは変えておきました。
 記事に「すぴばる」というブログパーツを設置してみたり。
 まあ、色々。
posted by 推力 at 00:04| Comment(4) | TrackBack(0) | ■つれづれ■

★足跡代わりにポチッとしてってくださいな★